今日は、「憲法記念日」の振替休日とのことなので、またまた憲法を取り上げたいと思います。
主権とは「国家の意思を最終的に決定する最高権力」と解釈されています。
そこに???がつく方も多いと思いますが、「主権は国民にある」と確認した上で、
第4章の「国会」を読むと
憲法41条
「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である。
憲法43条1項
「両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する」
最高の権力機関の「主権」は、選挙権の行使による「選挙された議員」によって行使されるという「代議員制」をとっています。
「国民主権」を生かすも殺すのも 「選挙」によって決まるといって良いと思います。
ですから 棄権したり 白紙投票などは、「自分の国民主権の放棄」に理論上はなるのです。
ですから選挙の不在者投票も幅広く認められています。
私が 大腸憩室炎で入院中も 「病院」で不在者投票をしました。
寝たキリ状態の人も「選挙管理委員会」に申し出ると 係員が出向いてくれます。
今年春の「統一地方選挙」を見ていると 中小都市・町・村では70〜80%強の投票率を維持しているのに、大都市圏や知事選挙などは 20〜50%台の低投票率です。
本当に「これではいかんがな!!」です。議会が民意を本当に代表する構成になっているか疑問符がつくからです。
棄権や白紙投票は、主権放棄と行政・立法の「白紙委任」に結果的にはなるからです。
次の「選挙」では、「自分が国政・地方」を動かす主人公だとの自覚で投票行動をしたいものです。
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余話として、皆さん なぜ公明党が 国政選挙より都議会選挙を重視しているか不思議に思われた方はいませんか??
「日蓮正宗」の檀家集団であった「創価学会」は、「日蓮正宗から破門」された時点で 宗教法人格は常識的には喪失しているハズです。
でも「東京都が未だに 宗教法人と認可」しているために 膨大な出版物・新聞・会館・財務などの資産を宗教法人として無税化できているのです。
創価学会の内情は 知りませんが、彼らは「東京都」の認可が 組織としての生命線なのです。
何故「都議会選挙」に血眼になるか・・・、もう明かでしょう。
よく創価学会の批判??を書くと ブログは炎上するといいますが、私は批判ではなく「現実」を素朴な疑問として提起したつもりです。
創価学会の本尊はなにか? 知っている人にご教示頂ければと思う朝です。
2009年05月06日
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