今だから 冷静に思い出せるのですが・・・・
正式診断は 平成17年11月の連休明けです。
その時は 気持ちが不安定で「内科主治医に不眠・食欲なし・下痢の症状と 心が苦しく退職希望を出してきました」といったら 内科主治医が小だぬきが同意してくれれば「精神神経科に紹介状を書くから」と精神科受診とストレスチェックで「うつ病」との診断になり、以前書いたように主治医の「退職希望撤回」とうつ病休申請を 主治医が職場管理職に直接電話で 私の前でしてくれました。
実の所、前兆のようなものは、10数年前からあったのです。
片道1時間半の通勤時、読書して1日1冊は読み切れていた本が、いつの時からか読めなくなり ウトウトと居眠りで乗り越してしまい 勤務時間開始ギリギリセーフなどということが続いたり、階段の登りがきつくなりエスカレータ使用になったり・・・・
帰宅時もエスカレーター使用や電車の乗り越しで 酷い時は終点で駅員さんに起こされ 川崎で降りられるよう車掌さんがお越しに来てくれたり・・・・
朝、職場のある駅で降りても 「体調不良」で年休申請したり・・・・。
職員との会話が楽しくて職員室に行っていたのが、休憩室を占領して休憩時間はそこで横になったりという日が多くなりました。
仕事面でも 以前なら書類が来たときにすぐ報告書が出せたのに、締め切りまで書く気力がなくなったりしていました。
私事でも ヒマを見つけては温泉めぐりをしていたのに 休日はバタンキューと睡眠の日々。
購入した書籍やDVDも積読状態。
などなど
このうつの前兆のような時に 「精神科」に行っていれば 拗らせずにすんだのにと受診後思ったものです。
なにかいつもの自分と違うとの自覚が出た時には 心の貯金が残高0に向かって 日々消費されていたのでしょう。
初発時 3ヶ月の病休で復帰したのですが、復帰約1年で再発→病休→休職→退職で今に至っています。
昨年10月末から 「生きている証」としてブログを始められたのは、「うつ病のおかげ」とも言えます。
<うつ病になってよかったこと>
@ 真摯に話しを聞いてくれる主治医・患者相談室の方に出会えたこと。
A SNSやブログを通して 友達が増えたこと
B シンドイ時も多いのですが、自由な時間を手にいれたこと。
C うつ治療を通して、後半の人世を充実させる可能性を手にいれたこと。
好きで小学校教諭になったのに、先輩の方から「子どもにとって 良い先生ほど 生きづらいのよね。今の現場は・・・」と過分な言葉を 退職時頂けただけでも 私の大きな財産だと思っています。
明日から「勤務の皆さん」、何かがおかしいと感じたら「心療内科」か「精神科」を気楽に訪問してください。 話すだけでも 気持ちがラクになりますよ。
2009年05月06日
うつ初発症の頃
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最初は、やっぱし胃腸がおかしくなるんですね。
私も2年以上前、内科で診てもらいました。
お腹のCTや、胃カメラを初めて飲みました。
お腹にものすごく便とガスが溜まってるって言われました。(*^.^*)
脳と腸は繋がってるって聞いた事があります。
あれから、どんどん私の心の状態が悪くなっていきました。
でも、お医者さんへ行く気がしません。
2件の心療内科のお医者さんに、その時のカウンセラーがおかしいと言われました。
誰を信じたら良いのかわからなくなりました。
ますます、私の心はおかしくなっていきました。
カウンセラーを信じたかった。
しがみついて、結果としてボクシングで何度も
お腹をなぐられ、蹴飛ばされるような感じになりました。
ごめんね。
自分の心を振り替えさせてもらいました。
ありがとう。
心の状態って、自分では分かっているつもりでも なかなかそれを認められないガンコな私がいけなかったのだと思います。
ロッキーさんは、信仰というステキな導きがあることに自信を持って貰いたいな・・と思います。
でも うつ自体は「薬物療法と静養」が必要です。焦らず お互いに「治しへの旅路」を楽しめるようにしていきたいですね。