2009年05月13日

みんなちがって、みんないい

   わたしと小鳥とすずと  
               金子みすず  
 わたしが両手をひろげても、  
 お空はちっともとべないが、  
 とべる小鳥はわたしのように、  
 地面をはやくは走れない。  
 
 わたしがからだをゆすっても、
 きれいな音はでないけど、  
 あの鳴るすずはわたしのように
 たくさんなうたは知らないよ。  
 
 すずと、小鳥と、それからわたし、
 みんなちがって、みんないい。  

私の大好きな「金子すず」さんの「わたしと小鳥と鈴と」の詩です。

生協の「一人は万人のために 万人はひとりのために」とのスーローガンに 何か違和感を感じていた私が 小学校2年生教科書にあるこの詩に出会ったとき、「そうなんだ、そうだよな」と心から共感できたのです。

「みんなちがって、みんないい」

と 心から思える社会が理想なんだと気づいたのです。
「福祉・医療・障害・病気」などに この考え方が土台にあれば どんなにステキな社会になるだろうか・・。
人が産まれ・成長していく中で その人の個性が形成されます。

なにも全員が ロボットのように 同じで完璧であることを目指す必要はないのです。

学力にしても みな七五三飴のようにどこを切っても同じ必要はないのです。
このことは 当たり前のようですが、以外に忘れられていることです。

違いばかりに眼を向けるか?   いい点を見つけることに眼を向けるか・・・・

集団・グループにしても 同質性をもとめるか、「各個性を引き出し協力できる」かで 同じ集団でも生きづらさ・生き甲斐に差や違いがしょうじるでしょう。

地域をみてもいえると思います。なんとか「みんなちがって、みんないい」といえるような人間関係を作りたいですね。
posted by 小だぬき at 14:05 | Comment(6) | TrackBack(0) | 趣味・好きな事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小だぬきさん、おはよう〜。お〜o(⌒0⌒)oは〜♪\(⌒▽⌒)/

「みんなちがって みんないい」

私もクリスチャンになったばかりの頃、この言葉に感動しました。

自分の中の良い所が発見できるといいですね。(^▽^)/
Posted by ロッキー at 2009年05月14日 07:56
この詩はステキだと思います。

他と無用に比べて 劣等感に陥るのではなく、◇さんは こうだけど、私には◇◇のいいところがある。とプラス思考が自然と染みいるからです。

自分の良い所が本当に発見できればと思います。モッキーさんもうんといい点を発見して下さいね。
Posted by 小だぬき at 2009年05月14日 09:04
小だぬきさんのブログの内容とは、全然関係ないのですが・・・

「ヒスイ」「コハク」「ココア」「コウラ」・・・これ、全部人名です
昨日、娘が行った保育園の園児の名前

皆、漢字があるらしいのですが、どんな字を書くのやら?
ヒスイ、コハクは、翡翠、琥珀でしょうか・・・
難しいし、画数が多くて、タイヘンですよね〜^^;

正直、私は、全て、「え〜〜〜っ!」って言ったのですが、その位当たり前っていう意見も・・・
「茶々」って名前だってあったではないか?!と・・・確かに・・・
参考までに ↓
http://onayamifree.com:80/dispthrep.cgi?th=673587&disp=1

先生方もタイヘンですよね
読めない名前が増えているんでしょうね〜(^_^;)
Posted by manii at 2009年05月14日 13:47
名前だけは、余りに個性的だと子どもがいい迷惑??かな・・・。これ教育漢字にはないものばかりですもの・・・。

教員はなんとか「指導要録」などで名前の読み方をチェックして始業式に臨みますが、卒業証書を書き授与する校長が大変かな??

私も一度だけですが、ふりがなをつけずに卒業名簿を提出したら、校長が一々聞きにきましたもの・・・。

娘さんの「長電話」は、まだ続いていますか?
Posted by 小だぬき at 2009年05月14日 15:00
ご心配頂き、ありがとうございます
長電話は、相変わらずです
ただ、実習が始まったので、回数は減りました
これから実習が本格化したら、長電話もできなくなるでしょうね〜

このところの気候の不順さで、体調がイマイチのようですが

私は小学生の頃、自分の名前がイヤでした
それは、画数が少なすぎたからです
当時、書道をやっていた私は、名前が苦手で・・・
画数が少ないと、ゴマカセナイんですよね〜(笑)

元アナウンサーの草野仁さんは、「草野」の画数が多いから、息子さんの名前は画数がなるべく少ないものを・・・と考えられたそうです
なぜなら、時間が限られた試験の際、不利になるから、と

名前の付け方もいろいろですね


Posted by manii at 2009年05月14日 20:30
名前は 親の子への願いからつけられるのでしょうが、余りにも難解な字をつけると、子ども達は「自分の名前を漢字で書く場合」苦労するのでしょうね。

元教員としては 端的に「親の願い」が表現された方が・・・などと思ってしまいます。

少なくとも教育漢字にある漢字から選択して欲しいと願ったものです。
Posted by 小だぬき at 2009年05月14日 23:41
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