2009年05月29日

先にやることがあるでしょう、厚労省

厚労省を 2分割にするとか3分割にするという議論が 麻生首相の「指示したわけでなく 検討課題だ」ということで終息しました。
これなど全く国民目線にたっていない議論だったといえると思います。

消えた年金、雇用情勢の悪化(失業率5%強)、介護問題、福祉全般の低水準・・・・、これらの主務官庁は厚労省です。

多弁で出たがりで自己顕示の強い 桝添大臣のもと「前進した」といえるものが一つでもあるでしょうか?

また、厚労省の年金問題をはじめ 国民から徴収した保険料などの「運用失敗」やムダな箱物を作った責任を明確にしたでしょうか・・・・。

@また、国民年金未納の方が過去にさかのぼって納入したいと申し出た所、時効にひっかかり 今から納入しても受給資格が得られないから 納入免除・・・・・と対応された事例もあるとのこと。
これは 今の「国民年金」の理念の否定になりませんか・・・・。

A医学・保健部門も厚労省です。小児病棟・小児科医の不足。産婦人科の保健適応外診療・産科医不足、毎年変わる医療点数・薬価点数・・・、大方の医師・看護師・病院は「蟹工船」状態。

B介護にしても 本当に大事にするというのなら、介護従事者が「仕事に生き甲斐をもって、自身の生活も充実できる給与・休日」の施策はとれるハズです。少なくとも補助金増額や準公的施設に認定して介護経営が赤字ギリギリという状態と介護者の自己犠牲に頼る施策は止めにして欲しい。

C保育所待機児童、老人ホーム入所待機の人達の施策も一歩も進んでいない。

Dこれからも多く出るであろう失業問題・・・・。

初めは 歯切れのいい桝添大臣の啖呵に期待したものの 今は失望状態。

厚労省の体質を改めるためには 政務官達に責任を持たせ、各問題に真剣にあたらせることでしょう。
私は早急に、桝添大臣の自己中心を改めて、能力ある政務官を任命し大臣補佐として働いてもらい、すくなくとも「消えた年金」「ムダな箱物・支出」くらいは 任期中に解決して欲しいと願う者です。

厚労省の問題だけでも 政権交代が必要と考えています。
posted by 小だぬき at 20:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック