昨日、22時〜23時、NHKで「ツレが鬱になりまして」がはじまりました。
ご主人がうつ診断をされるまでの第1回でしたが、旦那様の症状や気持ちには感情移入はできても、藤原紀香演ずる奥様には「よく我慢している旦那様」の印象しか残りませんでした。
診察場面でも 何の検査もせず・少ない聞き取りで 「うつ診断」をし「薬処方」をする女医さんで大丈夫か??などと患者として観ていました。
私もある日突然、身体が動かなくなり 眠れない・下痢・疲労感に襲われました。当時の自分を思い出すシーンでした。
ただ私にとって幸いだったのは、藤原紀香演ずるツレがいなかったことかな・・・・とドラマを見ながら思っていました。
これからどんな展開になるかは 次回以降になるのですが、ご主人の鬱との闘いを通して、奥様も成長をしてくれなくては、救いのないドラマになりそう。
理解されているようで理解されていない「ウツ症状の苦しさ」、私も当初は主治医との「自殺をしない約束」を いつも頭に入れながら 踏み止まったのです(1回の未遂はありましたが・・)
自分自身の自己評価の低下と虚無感・無力感は、当時を思い出すだけでもゾーッとします。
2009年05月30日
この記事へのトラックバック
自分が自分じゃないような、
廃人になってしまったような。
そう言う自分とお付き合いです。
感じられること、できることをして。
でも、襲ってくるんです。
自分を責める闇のような心が。
理屈ではどうしようもできないんですよね。
光を探しながら、ゆっくりですね。
長い一生の中の「一時」の苦しみと居直るしかないかな・・・と思う日々です。
このドラマの「自殺寸前」の場面は、経験しただけに辛かったです。
今日はいい日に・・と願う 小だぬきです。