遅くなりましたが、感想を書きたいと思います。
1話・・・原田泰造さんが演ずるツレさんの うつへの移行には「そうだったなぁ・・・俺も」と共感できる部分が多かったのですが、藤原紀香演ずる奥様には「俺は結婚しなくて(出来なくて)良かった・・」などと共感できませんでした。正直、会社でも家庭でも「真面目で完璧に仕事をこなそうとした上、奥様への優しさ一杯」の原田さんの演技に驚いたものです。
2話・・・
3話・・・一番観ていて 全編が違和感なく頭に入りました。
成果主義が蔓延する今、ドラマにも登場する「あ」「と」「で」は、いまを生きるヒントになるかもしれない、と思います。それと「症状の出方がそれぞれ違うから 自分のことが参考になるだろうか」と悩みながらも講演に立つ ツレこと原田さんの演技(思わず頑張れ!!と応援していました)
「あ」は「焦らない」、
「と」は「(自分を)特別扱いしない」、
「で」は「できることからやる」。
「あ」「と」「で」は「後で」にも通じます。
特急列車に乗るより、時には車窓の風景を愛でながら各駅停車で行ってみようか…と。
この部分で、大人げなく涙がでました。
NHKの演出をエンドロークで再構成していただければ、本を読んでいない私にも 1話から共感できたのにと思うと残念です。
つまり、「あ」「と」「で」を 1話ずつ再構成してみせて 「続 ツレがうつになりまして」を作って欲しいと思いました。
原作は「幻冬舎文庫」から出ています。あの手の漫画の画は苦手なのですが 読んでみようという気になりました。
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今まで 何人の人に 「自立支援医療」「障害者手帳」「障害年金」の収得申請を 助言してきたか・・・・。
私自身も「精神障害手帳2級」申請まで悩みました。
「内なる精神障害への偏見・世間体・職場の立場」で 初発症の時から職場復帰までは、申請できませんでした。
再発症時、背中を押してくれたのが 区役所福祉課の地域担当の方でした。「良くなったら返上すればいいのだから 申請だけはしておいた方がいいですよ」と・・・・・
また電話で、共済組合担当の方も「手帳と同じに2級認定になるかは 審査が厳しいので何とも言えないのですが、申請しておいて不利は何もありません。申請書類をすぐ送りますから・・・と、書類を送ってくれて、2級認定を得ました。
事務が「個人の好意」で作成してくれた 障害関係の網羅されたミニ冊子がどれだけ助けになったことか・・・・。
「あ」「と」「で」ではありませんが、その担当に質問したり聞いたりするのは恥でも何でもありません。
税金を取ることばかりに眼がむいている政府より、現場の担当者に温かい人が多いと気づけただけでも「うつ病」になったからこそ気づけたのです。
病院の主治医・患者相談室も わがことのように親身になり対応してくれました。
結果的には、職場復帰ではなく 今年4月退職したのですが、多くの人の善意と「病に悩む同志」「ご家族」とお知り合いになれて 第2の後半人世をスタートさせることができました。
訳が分からなくなりそうですが、「あ」「と」「で」を大切にしたいと思います。
ツレさんほどひどいわけではありませんが、、、
うつ病で、会社を休職後、退職となり、傷病手当を受けています。
今月で、その手当ても終ります。
私は、臨床Q2療法と言う施術を受け、うつ病が治りました。
心療内科でセロトニンの代わりになる薬も飲み続けていましたが、今は、全く必要ないです。
私は、臨床Q2療法を学び、これを自分の天職と思い頑張る所存です。
こちら→ http://naruchiyu.com/
ブログを拝見して真面目な整体院だとはわかりますが、私も傷病手当の関係で主治医を信じて治療に勤めたいと思います。
いずれはお世話になるかも知れませんが、今はまだ「薬物療法」と「カウンセリング」にかけてみたいと思っています。
ご紹介ありがとうございました。