昨日の衆議院本会議に安倍晋三元首相・共産党をはじめ47名の退席者がでたとのこと。
私は安倍晋三首相らの退場は、「採決」していいものか・・・、患者の立場とともに臓器提供対象になる人の思いなどを 考えてのことだと信じたいと思います。
でも、党議拘束を各党外してのなか、共産党が党としての立場を優先し 議員個々の採決を保障しなかった点は 残念とともに「やっぱり 支持はできないな」と思いを強くしました。
昨日の日記で「私の矛盾した思い」を書きましたが、国会で「臓器移植の権利・義務」的法案を決めていいものかと まだ率直になれない自分がいます。
臓器提供者を ドナー登録者の年齢制限撤廃、幼少者の保護者登録者に限定すべきではないか 患者をお持ちの家族には申し訳ないけれど、私は 一挙にドナー登録に関係なく一般化することには疑念が残ります。
参議院では、、医療関係者の意見・患者家族の意見・今妊娠して子育てもしている小渕少子化対策相や一般の方の意見・宗教、哲学者、小説家などの意見を最大限聞き 「A案の修正」「A案の深化」を図って欲しいとねがっています。
「どの命も大切」です。患者と提供者 それぞれが納得できる「ドナー登録に限り」にして欲しいと思うのは私だけでしょうか??
参議院こそ 「良識の府」の存在価値が問われる問題です。今度 共産党がまた党としての行動しかできないのであれば、次の衆議院選挙では、評論家の意見とは違い、私は また敗北するのが眼に見えるようです。
間違っても 日本が「地下に潜った 臓器売買の国」にならないことを祈るものです。何せ児童虐待が年々増え続けている国の中で「我が子の命より金」などということがないように しっかりと歯止めをかけて欲しいと思います。
新聞では触れられていないのが悲しいです。
2009年06月19日
この記事へのトラックバック
そう命令されたから…逆らえないんです、私