2009年07月19日

公務員65歳定年制??

人事院有識者会議が 公務員65歳定年制を提出するとの記事がありました。

よく読むと、老齢年金の支給年齢が 平成13年〜25年にかけて段階的に引き上げられるから定年延長が必要との内容。

精細はまだ報道内容ではわかりませんが、基礎年金が66歳から、老齢年金を70歳からにすることを前提にしているようです。

国家公務員に適用されると ほぼ地方自治体でも連動して適用になるのでしょう。

後輩達のためにも「フザケルナ!!」と声を上げておきたいと思います。

また雇用不安の中の民間企業にその余力があるかも問題です。

私の実感からしても 現業労働に携わるものが 65歳定年制・老齢年金年齢引き上げで身体の健康を維持できるか・・・・、生活設計できるか・・・が問題だと思うのです。

今は国民皆年金制度で60歳まで国民年金掛金の納入義務なのですが、定年延長に伴い、連動して65歳まで「国民年金」納入義務。資格収得年数の引き上げにも繋がりかねないものです。

確かに今の60歳は若いし 活力もあると思います。だからといって 定年延長・年金支給延長というのは筋違いのように思うのです。

60歳で一区切りつけて、第二の人世に挑戦したり、嘱託として後進の指導にあたったりできる「年金システム」にしていくのが 本筋です。

小泉改悪のもと、社保庁の独立採算 平たくいえば徴収した年金収入で社保庁を運営し 年金支給業務をしているから「赤字」が生まれるのです。
純粋に徴収したものを 受給者に支給できるシステムになっていないのが、年金問題の核心であり改善策です。

膨大な費用をODA(政府開発援助)として 核保有国で軍事大国の中国に「援助」していたのです。

今こそ この国をどのような国にしたいのか、国として何をどこまでできるか 今度の総選挙では 私たち主権者が問われるのです。
何度もお願いですが、限りなく100%の投票をして 「一票で世の中を変えることが出来る」実感を持ちましょう。

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国民保険・年金の国庫補助率が 1/3から1/2に引き上げられました。
このことも政権選択の大事な論点になります。

前進だと評価する人もいますが、私からみれば 国の予算配分によって 今の水準より大きく後退し 本人負担が増大するかもしれない「諸刃の剣」です。

これから暑い夏が来ますが、8/30日だけは スケジュールを空けておいて欲しいものです。
もし、その日が無理だとわかった時点で「不在者投票」を済ませましょう。

これ以上、政治家や高級官僚の無策・既得権益のために 国民の生活が破壊され、黙々と額に汗して働く人、介護・医療・福祉現場で理不尽さに耐え奮闘している人達が 困惑するような政治は転換したいものです。

posted by 小だぬき at 15:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。とうとう、すったもんだ解散ですね。増税が待っています。少しでも阻止するため、選挙の結果は大切です。おかげさまで、国保免除の審査が20.4から審査が通り、適用されました。これから、還付金の給付手続きに入ります。
Posted by parmerhuse at 2009年07月21日 18:45
国民年金ですね、障害年金受給しているうちは免除です。
国民保険は来年度4月に申請になります。今は「任意加盟共済」ですが、来年からは国民保険に切り替わります。
保険証でどの程度 免除になるか不安ですが、一つずつクリアーしていきましょうね。
65歳定年制で年金改悪の動きは明らかになりました。怒りですね。
私の「公的年金待機」は61歳で支給と申請用紙が届いています。無くさないようにしなくちゃとファイルに綴じ込んでいます。
Posted by 小だぬき at 2009年07月22日 04:57
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