2009年08月09日

長崎原爆慰霊の日、酒井法子逮捕

今日で長崎に原爆投下されてから64年目の日を迎えます。

アメリカの有権者の61%が「原爆投下」を正当化している記事を見て、未だ「事実・現実」をきちんと国内に教育し その非人道性を知らせない米国の態度に呆れます。

と、同時に日本の「外務省」は、この64年間 本来は「非核化の先頭にたって広報すべき」なのに 何をしていたのか・・・・。

被爆された長崎・広島市民の方の放射能後遺症、一瞬にして命を絶たれた方々のためにも「非核」への努力は 日本こそすべきことでしょう。

政治家や自衛隊元幹部の間で「核兵器所持論」が 公然と主張される危険な時代に入っています。
どんな理由づけであっても 我が国や他国に第2、第3の「被爆被害」は出してはならないということだけは、頑固に守り通して欲しいと思います。

イラク戦争で米国が使用した「劣化ウラン弾」やベトナムでの「枯葉剤」の後遺症は 世代を超えて残っています。
カンボジアの地雷なども未だに被害を及ぼしています。

国民に知らされない膨大なODA(海外開発援助)の使途を 明らかにし、戦争の負の遺産の除去やアフリカなどの緑化計画にまわすのなら 一国民としても納得できますが・・・・。

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酒井法子被疑者が 昨日出頭し逮捕されました。

警察の任意同行要請時に「覚醒剤使用を告白」していたら、自首扱いも可能だったのに、家宅捜査・逮捕令状後であれば、たんなる逃亡犯の出頭に過ぎません。

彼女自身が自分の心証を悪くしただけの「逃亡犯」を選択したのです。

本人が唯一、名誉回復できる道は 命をかけた(暴力団や外国マフィアが関与している場合)覚醒剤ルートの自白、知っている限りの覚醒剤汚染者の告発だけでしょう。

彼女の場合は、「裁判員制度」「覚醒剤禁止」キャンペーンの主人公であり、アジア諸国のアイドルでもあっただけに 罪は重いと思います。

「覚醒剤やめますか?    人間をやめますか?」が 問われる被疑者になったわけです。

考えようでは、覚醒剤関係者に口封じされる前に 逮捕されたわけですから 彼女にとっては「不幸中の幸」だったかもしれません。

彼女の今後の供述が、警察から一生監視対象になるのか 保護対象になるのかの分かれ目だと思います。
地に落ちたとは言え、さわやかなイメージを与えていた人として 過去の完全清算のために「知る限りのことは供述して」 覚醒剤被害を少なくする道を選んで欲しいと願っています。
posted by 小だぬき at 09:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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