誰がつけたのか「終戦の日」の命名。
言葉遊びにしても 戦争の悲惨さを薄める 見事な言葉遊び。
64年前、ポツダム宣言を受け入れ「無条件降伏」をしたのですから、正確には「敗戦の日」でしょう。
多くの民間人・軍人の死者を出し、天皇陛下の「終戦の詔書」がでて 無条件降伏が決定した日です。
この「太平洋戦争」「大東亜戦争」には 序章となる列強の植民地拡大の思惑、日本への石油禁輸などの圧力があったこと。当初 大本営でも短期決戦・早期和睦で開戦に踏切ながら 有利な「降伏」のチャンスを逸したこと。
まだまだ 謎の多い「開戦」「決断の遅さ」「大元帥である天皇陛下に正確な戦況を上奏していたのか」などの「開戦」と「敗戦」までの経過が 正確に総括されていないのではと疑問が残ります。
それなのに「日米安全保障条約」のもと「講和」後も 米軍の進駐・基地確保を許し 半占領下に置かれていても 恥じなかった政治ってなんだったのだろう・・・・。
しかも米軍に対する「膨大な思いやり予算」の支出。
フィリッピン政府が毅然と「米軍撤退」を要求し、実現したのに対し、日本政府はアメリカ追従のまま。
8/15の「敗戦の日」を いつも 日本は真の独立国か?? と考える日にしたいと思う小だぬきです。
2009年08月15日
敗戦(終戦)の日
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