2009年08月23日

学級閉鎖、休校

北海道や岩手などで 始業式早々から「新型インフルエンザ」で学級閉鎖や休校がでています。

2期制の学校では、明日か25日が始業式。
多くは 9/1の始業式です。

児童への蔓延を防ぐ意味でも 早めの処置は評価されるものと思います。

でも、現場では悩みが出てきます。文科省の「学習指導要領」では、各教科の必要授業時間の規定があり、それをクリアーすることと「児童の健康」の板挟み状態に合うことになります。

しかもこの新型ウィルスの流行終息の目処が見えないだけにやっかいなのです。

見通しが見えれば 「運動会の練習短縮」や延期措置もとれるのですが、このままの勢いが持続すると
行事そのものの再検討を余儀なくされます。

運動会・文化祭・音楽祭・地域公開日・社会科見学・・・・・・、行事が集中する2学期だけに 各学校の悩みが大きくなります。

教員が罹患して「自宅待機・療養」になった場合も、今の規定では1ヶ月以上の病休でない限り 代員配置がないのです。
今の学校は、人員の予備配置がないために 管理職が子ども好きで授業を積極的にして下さる「いい管理職」に恵まれないと 組織そのものがマヒしてしまう恐れもあるのです。

今どの学校でも 2学期の準備出勤・会議・研修に入っている時期です。
「新型インフルエンザ」「流行性インフルエンザ」対策を念頭にいれた「行事計画」に頭を抱える学校も多いと思います。

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流行性疾患や感染症などの疾患での休みは 欠席ではなく「出席停止」扱いです。

また「学級閉鎖」の場合は、閉鎖クラスの児童のみ「出席停止」

休校の場合は、全児童・生徒が「出席停止」扱いです。

上記の場合でも 教職員は出勤しています。教職員も人間ですから罹患の可能性はあります。その場合も児童と同時期でしたら問題はないのですが、ズレた場合の「児童への配慮」「代替要員の確保」は困難な決断が求められる結果になります。

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「学級閉鎖」「休校」の場合は、児童は「自宅療養」「通院」が原則になります。
通常の場合のように 休みだ遊ぼうとはいかないだけに 児童にとってもストレスがかかります。

過剰な心配は、家庭でなさる必要はないのですが、今後の推移しだいでは 学校の行事計画に変更がでることだけは 理解しておいてください。

妊婦・老人・慢性疾患を抱えている人・乳幼児が 罹患したとき重傷化の恐れありといわれているのですが、今日新たに肥満傾向のある方が付け加えられて報道されています。

慢性疾患と肥満は もろに小だぬきに当てはまります。

自己防衛のための「手洗い」「うがい」の励行だけは していきましょうね。
私は息苦しくイヤなのですが、外出時のマスクもしなくてはと思う朝です。
posted by 小だぬき at 09:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | 教育・学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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もしよければご覧ください♪
Posted by 苺 at 2009年08月23日 19:55
何とご親切にありがとうございます。

当分は手持ちで足りそうなので 気持ちだけありがたく頂きます。
Posted by 小だぬき at 2009年08月23日 20:45
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