昨日、初任校での最後の学年を組んで いろいろな思い出のあるkさんから ブログを読んでいますのメールを貰うとともに 今日からは連日勤務日との知らせがありました。
<基本的な休暇>
・年次有給休暇 4月採用の場合15日、で翌年1月に繰り越し(12月までの残り分+20日)
最大40日。
・夏期休暇 3日
・健康作り 3日(職業専念義務免除)
あと20年勤続で3日、30年勤続で4日のリフレッシュ休暇。
<特別休暇>
・出産休暇
・育児休暇
・忌引き休暇 など 23項目の特別休暇が規定されています。
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世間の誤解の中に「学校の先生はいいな、長期の休みがとれて」というものがあります。
実際は、プール当番・日直・分掌関係出張・指導要領説明会・教科別研究会・教育委員会主催研修・校内での職員会議、分掌会議、2学期の準備や行事準備などが 夏休みに行われます。
初任者には 初任研修もプラスされます。
今年から10年ごとの「免許更新制度」が始まりました。従来県で行っていた5年次研修・10年次研修・20年次研修とは別にです。
教育大学出の方は 母校で「免許更新講座」は受講可能でしょうが、私の母校では「中学・高校の免許更新講座」はあっても 元職の小学校免許更新講座は「通信教育」ではできません。
この講座は、教育委員会が行うのではなく、講座を受ける大学・関連費用も自己負担です。
私のような「通信教育」や「免許検定」で小学校教諭免許を修得したものにとっては、受け入れ先を探すだけでも難儀なことです。
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運悪く?? 研修・出張が重なった年は、夏休もまとめてとれない事態も起こりえます。ましては職専免や人間ドックの日程すら組めないで 四苦八苦することもマレではないのです。
小学校ですら ゆとりがないのですから 中学校の運動部顧問などは対外試合や練習で 土・日曜日すら返上ということもザラにあります。
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今日の朝は「教職員には夏休みはないに等しい」「世間がいうような気楽な仕事ではない」ことの報告と
教員の人間性の幅がないと「教育は成り立たない」のに 研修づけの毎日の矛盾を少し感じてくれれば嬉しいです。
2009年08月24日
教職員の休暇
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