野田聖子消費者相が公明党の太田代表や自民党の議員2人を応援し、すぐに自分の選挙区に引き返したとのこと。
演説内容も「私も苦戦しています、1分1秒でも惜しい。どうか皆さんのご支援で◇◇候補のご支援を」と、新人候補のような演説・応援で里帰りとのこと。
各地でねじれ現象が起きているのは、小泉元首相の「郵政民営化」と「反対する議員への刺客」による選挙のしこりです。
安部首相が「郵政反対組当選者を復党させたことから 自民党内部での矛盾が生じました。
特に野田聖子さんの選挙区の刺客候補で比例で復活当選を果たした「佐藤ゆかり」さんの支持議員、後援会の離党、民主党への合流という 変な構図になっています。
理屈からいえば「佐藤ゆかり」さんは、郵政民営化賛成議員で自民党の方針から言えば正当派で、その支持者が 民主党へというのは 本来ならあり得ないことです。
それだけみても 今の自民党には求心力も政党としての一貫性もないことになります。
党組織より 除名・復党した「野田聖子」さんを なぜ公認にするのかという「感情的なもつれ」でしょう。
本来なら大臣経験者や元首相は、実績アピールで 他の候補者応援に入るべきでしょうが、実績に胸をはれないため 「政権交代」の声に抗しきれないのでしょう。
野田さんだけでなく「大物」「派閥代表」も 今回は自分の議席死守でアップアップの報道。
政権政党としては ちょっと恥ずかしくありませんか??
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自民党は「日本を守る」「安全保障」の責任政党とうたっていますが、
憲法九条と「自衛隊の整合性」をまともに議論してきたでしょうか・・・・
「日米安全保障条約」は、本当に対等・平等の軍事条約でしょうか?
地震や水害などの対応の遅さ、民間防衛の思想のなさは明かになっているのに・・・
それと北朝鮮のミサイル防衛としてPACK3を全国配備するといっていますが、前回のミサイル騒動の時
「迎撃」の名目で秋田・青森に配置した PACK3は 迎撃発射すらできなかった。
ミサイル防衛網・迎撃の困難さは アメリカさえ認めているのに・・・・。未だ日本は可能と信じている。
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与党のいう「責任力」とは何かを 現在野党である民主党攻撃の前に 明らかにできない政府・与党の惨状が 各マスコミの「選挙情勢」になっているのでしょう。
あと4日で投票日です。
一人一人が 足を運び 投票率をうんと高くして 民意に基づく政府を作ろうではありませんか。
たとえ 今の自公与党政権継続でも「民意に反したらどうなるか」を知るし、民主党勝利でも「民意に反した政策はできない」歯止めになりますから・・・・。
2009年08月26日
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