家の母親は律儀に家計簿をつけています。 その点私は失格ですが・・・。
多くの家でも レシートをもとに家計簿をつけていると思います。
よくわからないのが 物の「原価」
・AQUARIUS(スポーツドリンク)
イオンで 88円
ローソン100で 100円
スーバーで 125円
コんビニ・自販機で 150円
コーヒー缶やビタミン飲料などでも 同じような傾向を持ちます。
・肉や野菜も 値段が極端に違うばあいがあります。
私は、特に飲料については 悩むのです。熱中症予防のために「スポーツドリンク」と「水」をよくかうのですが、同一製品で値段がこうも違うと 素朴に「なぜ?」と思うのです。
同じようなことは家電品についてもいえます。
ちょっと待てば、量販店で「値崩れ」のようにやすくなるのです。
何も今でなく、1日 1ヶ月 1年 待てばという気持ちになるのです。
ソニーのPSVが 1万円値下げで 販売されるということですが、以前の購入者からすると「フザケルナよ」という気持ちになりませんか??
まだ映画のDVDなども 発売当時4000〜6000円近くしていたものが、廉価版として1800円とか1000円近くの値段で手に入るのなら 先を急いで買いますか??
新刊本にしても 文庫化が早ければ わざわざハードカバーで高いものを買いますか??
消費の冷え込みといわれて久しいのですが、「企業側」が 上記のような値下げ販売を繰り返すのですから 私たちは 何も慌てないでも「買い頃」を待つ心理になるのは 当然のような気がするのです。
初めから「原料費・人件費・製造加工費・適正利益」の原価を明らかにして 販売するようになれば、ちょっとまてよ という気持ちは起きないと思うのです。
企業や販売店が「自らの首を絞めている」としか 思えない 「消費者を馬鹿にした」販売方式ではありませんか??
この不況の中でも ブランド品は売れていると言われます。それは高くても品質がよく買い手が「安心して」買えるからでしょう。
私も何度 カメラやパソコン、電子辞書、携帯電話、ビデオ、プリンター、DVD、DVD映画作品で 買ったあと 性能のいい新製品で安くなる現象に 「腹がたち」「自分の買う時期」「店員の情報開示のなさ」に痛い思い・悔しい思いをしたことでしょう。
確かに今、派遣切りや社内失業、パート切りなどが大量に発生していることは確かだし、金利にしても低金利のデフレ傾向であることはたしかでしょう。
でも、キャノンやトヨタなどに限らず 物が売れない原因を作っているのは、企業そのものとしか小だぬきには思えないのです。
買い換え需要無視の生産計画、消費者の心理を買い控え・待機にする「販売価格」、
私には消費者の財布・心理・「値崩れの期待感」などで 賢くなった消費者に、企業が気づいていない、遅れている現象としか 思えないのです。
「大きいことはいいことだ」の時代はおわったのです。
ブランド品に限らず 「品質の良い物、安心出来る物」が売れる時代に入ったのだと思うのです。
ユニクロという会社が 「安くてファション性が高く 品質も向上して」売れていることに 経済連や経済同友会などの大企業は学ぶべきだと思います。
「経済規模」は小さくなっても 本当にいいものなら コツコツと貯金をしてでも買うものです。
そこから 景気や内需の議論をすべきだと信じるのですが・・・。
2009年08月28日
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大企業の社長はもうほとんどサラリーマンですし、上に行こうと思ったらきっとそんなこと考えてないのでは?
もしかしたら自分自身で物を買いに行くことなんてないかもwww
私もユニクロ派です。
たとえばヨーロッパの人たちはどうしてるんでしょうね?あの人たちもあまり買わなさそうですが・・・。
生活防衛のためにも「安くていいもの」が手にはいるといいですよね。
良い物で耐久性がありデザインがステキな家具・家電なら 本当にコツコツそれを手にいれるために貯金をするのですが・・・。
会社の役員も政府も「規模拡大」ばかりで、地に足をつけた内需の拡大の手立てがないのは 庶民より頭でっかちで数字のみ扱う経済学者に目がいっているからでしょうね。