明日の選挙投票は 主権者が自覚的に「政権選択」ができる 初めてといっても良い「歴史的な日」になるでしょう。
与野党どちらが「政権をとる」かというより、「選挙で世の中が変わり得る」体験の方が 重要だと思います。
私が小学校6年生の頃、社会科で「閣僚の名」を覚えさせられた記憶があります。
政権が安定していたのか、一度覚えれば 殆ど変化なしで1年間が過ぎたように思います。
今は大人でさえ 総理大臣の名前さえ 覚えるとなるのに苦労します。ましてや閣僚となるとスキャンダルなどで 交代も珍しくなく 覚える気にすらならないようになってきています。
明日の選挙結果で、「財政再建、ムダの徹底排除、医療・介護の充実、後期高齢者医療の廃止、自立支援法の再改正、雇用・生活問題、年金・福祉の充実・・・・」などの改革を地道に前進させる政権になって貰いたいし、適材適所で 「閣僚名」くらいは覚えられる安定政権になって欲しい。
今の小選挙区比例代表制では、小選挙区で「地盤・看板・かばん」を持たないと当選は 難しいといわれる選挙制度で 死票が大量にでる仕組みです。
本来の国民の民意を反映するためには 衆議院は「ブロック比例代表制(無所属のみ個人名、他は政党名)、参議院は「ブロックごとの個人名での投票」が 一番 民意を反映し死票を少なくする選挙だと思うのですが。
自民・民主党のなかには、比例代表の削減だとか 一院制などという憲法違反の論議があるとのことです。これは 民意の反映や一票の格差をなくす方向に逆行するものです。
今回の選挙を機に ブロックでも全国でも「小選挙区制廃止、比例代表選挙」への転換を図り、より民意を反映できる選挙制度に変える必要があるように感じます。
2009年08月29日
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