陸上自衛隊は 国内を守ることを基本として編成されているはずです。
今日の「火力演習」を見て、上陸侵略してきた機甲師団が 自衛隊演習地で雌雄を決してくれるなら 陸上自衛隊は精鋭だし互角以上の防衛力を発揮してくれるでしょう。
でも、万が一 大規模な侵略があるとしても 主戦場は 街中であり 果たして 70式戦車の火力が役に立つのか 心配になるのです。
ましてや市民は ただ逃げ惑うばかりの中でです。
年に一度の火力演習は 「弾薬」の劣化を防ぐための一大イベントで 新規購入のための在庫一掃の意味合いが強いと思います。
本当に「陸上自衛隊」の編成が 今の世界情勢にあっているのか、報道を見ながら考えさせられました。
今日、衆議院で新たに議員になる方々に 真剣に「自衛権」に伴う「軍隊」のあり方を議論して貰わなければ、自衛隊員も国民も不幸だと思うのです。
もうそろそろ投票が締め切られ、開票が始まります。是非、今までのような、その場しのぎでの解釈改憲ではなく 国民に問題提起をして、憲法九条の第1項「あらゆる戦力は保持しない」か2項の「国の自衛権は保持する」にするか はっきりさせても良いのではないかと思います。
2009年08月30日
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