2009年09月06日

法律を分かり易く作って・・

本文に入る前に・・・、今は国家試験になっている「宅地建物取引主任者」資格。
まだ「都道府県資格」だった頃、もう35年前になるでしょうか 「県知事名の合格証書」をもっているのですが、登録すれば通用するのでしょうか・・・・。
同じく「行政書士」についても 同じなのですが・・・。

教職を離れた「うつ患者」の寛解後の仕事として「社会保険労務士」試験への挑戦をめざしているのですが、上記資格が生きるのなら 活動範囲が広がるのですが、もう無効ですかね・・・。

誰か教えて欲しいです。

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最近、国の制度が知りたくて 「六法」を使うのですが、今年度版も「改正」の追録が届きました。
一部の法律関係職だけでなく、改正法律くらいは 一般の人(私)にも手に入るように 法務省のHPで分かるようにして欲しいです。

各省庁のHPで省令・通達・研究会報告などと見比べながら調べないと 誤答に繋がるだけに 省令委任だとか◇◇法律の何条に準拠するなどと書かれていれば、うつでなくとも迷路に迷い込む心境になります。

社会保険労務士のテキストも過去問も 法改正や政令・省令・通達委任が多いため 最新版でないと役に立たなくなるのです。しかも 法律と常識・実態とが必ずしも一致しないのが 問題なのです。

保険関係などは、素人は専門家に任せておけといわんばかりに 複雑怪奇な代物。
今まで 国会で 条文をきちんと審議して作っていたのか・・・・???がつきます。

どうも官僚の説明だけで 条文検討なしで作られたとしか思えない代物です。

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三権分立には程遠いのが 今の日本。
裁判所の「違憲立法審査権」や「法律の是非」を問うためには、疑問に思われたり被害を受けた人が「訴訟」をお越し、確定判決を得る必要があります。独自に最高裁が審査出来ないのです。

行政は 国会での法律の範囲内での独立が本来の勤めですが、今までは与党の白紙委任に近い形で
立法作業にまで関与し 霞ヶ関権益を確立しています。

国会で 資料請求・質問通告書の一番多いのが 鈴木宗男氏(新党大地)だそうです。外務省の官僚と対峙したため ある種行政の横暴を知っているからでしょう。
鳩山さんに度量があれば、鈴木氏(現公判中)に外務省政務官にして 内部文書の公開の権限を与える手もありますよね。
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大統領制でない議院内閣制をとる日本で、鳩山氏は大きな冒険をしようとしています。
政府と与党の分離、緊張関係の選択です。

小沢氏が 民主党の人事権を持つということは、政府と与党の癒着と政府への政策介入を党にさせないという大冒険です。
立法府と行政府の分離に舵をきったのです。

政府施策に 民主党も野党と同じく 修正・廃案の権限を持たせた点、画期的です。
政府が霞ヶ関をコントロール出来なければ、実際はなくとも「内閣不信任案」の権限も持たせた 勇気ある選択です。

政府与党の官房長官と民主党幹事長の小沢氏が対等平等で対峙する構図です。

政府と与党が切磋琢磨していけるかは、鳩山氏と小沢氏の理念の共有が大切です。

民主党議員の中でも 政府の立場から発言する人と 党として政府に注文をつける人がいる構図になります。戦後初めての 党と政府の分離です。

どちらも「国民目線」だけは 忘れないようにと願っています。

posted by 小だぬき at 15:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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