酒井法子覚醒剤被疑者の保釈が 月曜日に認められたのに、昨日まで「保釈金」が半分の250万円に止まり、今日の午後 保釈になりそう。
「騒がれたくない」との願望実現のための駆け引きか??と ますます彼女のイメージが損なわれていきます。
今日なら「鳩山首相新政権誕生」「閣僚の認証式」など 報道が新政権スタート一色になることを願っての自主的保釈延期だったとしか思えないのです。
普通の神経の持ち主だと 拘置10日を超えたあたりから 「名前ではなく番号で呼ばれる屈辱」「衣食住が監視下に置かれ、プライバシーなし」の生活に耐えられなくなる 拘禁神経症がでる時期だと考えられています。
無実でも「今ここから出られるだけでいい」という自暴自棄になりやすく 身に覚えのない事件でも警察の誘導による「自白」が出やすくなります。
無実を維持するかえん罪事件に発展するかの岐路といわれています。
弁護士・家族などの支援が一番必要な時期です。
酒井被疑者は 約5週間の拘留です。これは酒井被疑者の希望と禁断症状の克服には必要な時間だったのかもしれません。
この薬物依存は 非常に再犯率が高く、フラッシュバックや幻覚にまで発展しかねないといわれています。保釈後の逃亡さえ想定されます。ある程度のルート解明のために警察の監視下に置かれることは確かです。
逮捕状がでてから出頭するまでの「証拠隠滅」を図るための逃亡を考えると、彼女の保釈に検察が準抗告で抵抗しなかった理由が 朧気ながら見えてきそうです。
裁判所指定の所在地や他市移動許可がない行動は「逃亡」ですし 再犯をしたら即収監です。
この保釈という制度は、公判に自ら出頭することが最低限の条件になります。
私たちは 酒井法子事件を通して「もし、自分が逮捕されたら」のシミュレーションをしているようです。
今の「迷惑防止条例」や「自転車規制」は、警察が本気になれば どこかの条項には誰でも該当しうる代物ですから・・・・。
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今日の新内閣のスタートと「酒井法子」の報道で、TVや新聞が「マスコミ」か「マスゴミ」かが 問われる報道機関にとって「一番長い日」になることは確かでしょうね・・・。
2009年09月16日
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