2009年09月29日

健全野党?と官僚、オリンピック??

これからの施策の遂行上、谷垣自民党内の族議員と「官僚」との関係の復活だけは阻止しなければなりません。

現職の民主党の担当相に協力・情報開示する前に 野党族議員への根回し復活では、ブラックジョークにもなりませんから・・・・・。

また、昨日「オリンピック招致」会議に 鳩山首相が出席するという報道もなされました。
私は、国内のスポーツ施設・スポーツ指導者の養成を優先して「だれでもどこに住んでいても」スポーツに親しめることを 第一義に考えるべきとの立場で、緊急性のない「東京オリンピック」招致に反対です。

1964年のオリンピックでは オリンピック開催とともに高速道路・一般道の整備、東海道新幹線開通、公共施設の充実など 高度成長に向かう熱気や期待が国内にありました。
美智子皇后のご成婚以来のTV普及率も記録しました。
また、円谷幸司マラソン選手や三宅選手のメダルなどで「自衛隊体育学校」の存在もクローズアップされました。
東洋の魔女といわれた「女子バレーの優勝」、体操の活躍など TV普及と小学校まで「入場券抽選」があり 私も雨の中の陸上競技場応援にいったものです。

その時は、日本の経済発展と国民生活の向上の一歩として 新しい国づくりとやっと国民生活が改善されていく希望と夢が重なり、熱狂的に歓迎したものです。

では、現在の「東京オリンピック」にどんな夢を描けるでしょうか??

失業者の増加、企業リストラ、貧困の拡大、病院の経営悪化、福祉・介護の疲弊などの現状で 正直膨大な招致費用・開催費用に「税金」を投入する意義があるのだろうか・・・。

確かに生で世界の第一線の選手を見る意義は、見られる機会に恵まれる人にとっては 大変貴重で有意義な体験・経験になるでしょう。

でも、競技期間に入場できる人の人数には 限りがあります。多くの国民は 外国で開催されていたオリンピックと同じようにTV観戦になることは 目にみえています。

これを機会に 全国にスポーツ施設やコーチ育成の裾野を広げるには、あまりにも「経済負担」が多き過ぎます。今の諸問題を解決して、オリンピックでの経済効果・教育効果などが上回るなら 何も懐疑的にはなりません。

限られた予算の中での「優先順位」が、生活者より国威高揚・公共工事の土建屋さん達が上にくるような選択なら 民主党に一票を入れたものにとっては 到底納得できません。

目に見えていることは、リニアモーターカーの着工、残存未着工新幹線網の再開、凍結高速道路の着工、羽田の国際空港機能の強化。テロ対策に名を借りた 警視庁機動隊の増強と自衛隊特殊部隊の強化など 国民生活と かけ離れた「東京への集中投資」しか 思い浮かべられません。

やりたい都市があるのなら きれいにお譲りし 招致撤退を速やかに行い、国民生活・福祉の充実・国家赤字の解消のメドがついてから立候補でも遅くないと思う小だぬきです。

マスゴミのいうように「国民が望んでいる」ことなのですか?? 本当に!!
 
posted by 小だぬき at 05:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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