2009年10月05日

中川昭一氏の「死」

自宅で無精ひげで 仰向けに寝ている姿で発見されたとのこと。

推理小説マニアには、ニュースを聞いた時、筋弛緩剤・脳内出血、心筋梗塞などいろんな死因が頭に浮かんだものですが、行政解剖までして「死因特定」ができないというのは 不思議でしかたありません。

本当なら 自分が議員として活躍していたであろう国会の報道を 落選した身としてどんな思いでこの1ヶ月を過ごしていたのか・・・、まだ 本人は「死ぬに死にきれない」で 魂がさまよっているのかと思うと 反自民党の立場である私も 「中川氏の魂が安らかに成仏してください」という言葉しかでてきません。

それにしても解せないのは、報道陣の多さです。ただでさえ 最愛の人を亡くした家族の思いを考えると非常識すぎると思うのです。

弔問にだれが訪れようと 主役?は 故人になられた中川氏です。
真っ先に弔問することで 「党葬」はしない意思表示でしょうか??  せめて 「自民党元閣僚」として あの世に送り出してあげたいと思いました。ご冥福をお祈りいたします。

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政権交代の熱気が 失せたような虚しさが 私の中で出始めています。

初めは勢いのよかった閣僚のみなさんが いやに「物わかりがよく」なっているのが気になるのです。

特に長妻厚労相の「後期高齢者医療廃止」から自治体の事務量に配慮して「当分継続、新制度構築まで」にはガッカリを通り超して 絶望です。
来年度「新制度」にするにしても 自治体事務の負担、混乱は避けられないのであれば、いま「後期高齢者医療の廃止」をして「老人保健」に戻す方が 事務負担も現場の混乱も少ないハズなのです。
前のシステムに戻すだけですから・・・。
介護保険も この人で大丈夫と不安になってきます。

何か期待が大きかっただけに 厚労省の動きには 残念の一言です。

それに反して 防衛省は 医官を中心とした「緊急部隊」を 地震被災地に派遣していたことを知り、ホッとしていています。まさか、社民党は「海外派兵」などとはいわないですよね。
posted by 小だぬき at 15:10 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
単なる二世議員に留まらず、政治家として、非常に有能で勉強家だったそうです
官僚の作ったメモもほとんど読まなかったそうです

鬱状態だったのではないか?という憶測も流れております

息子さんが未だ17歳だとか・・・
騒動になることで、息子さんへの影響が心配です
ご冥福をお祈り致します


長妻厚労相の年金以外の認識が、よくわからないのですが・・・

ただ、老人保健に戻すには、混乱があると思われます
財源の問題もありますし、介護保険に移管された事業がいくつかあるからです

不思議なのが、後期高齢者医療制度の廃止を口にしながら、代案や手順、時期を考えていなかったのか?という事です

医療と福祉は、近いようで遠いものです
法律も入り組んでおります
来年4月には、診療報酬の変更も予定されております
インフルエンザ対策は、喫緊の問題です
雇用問題もあります

乗り切るには、官僚をうまく使うことではないでしょうか
どう言っても、彼(女)等はプロなんですから
人、特にエリートを使いこなすのは難しいですよ
最初にプライドを傷つけてしまっていますからね

原口総務相の政治資金報告書の記載漏れも指摘されております
なんだか、「オマエもか・・・」って気分ですね
Posted by manii at 2009年10月05日 18:36
中川氏の死、聞いた当初は「暗殺」と正直おもったものです。
核疑惑の解明など 自民党員らしくなく積極的でしたし、随行員がいながら酩酊会見をキャンセルしなかった外務省にもうさんくさいものを持っています。
息子さんが まだ17歳ですか・・、奥さんがたいへんですね。本当にご冥福を祈りたいと思います。父一郎氏と酒を酌み交わしていることを祈りたいです。

長妻氏は やはりミスキャストだったのかもしれませんね。
現状を調べた上、大まかな指示で官僚の皆さんのプライドをこれ以上キズつけないように
時間をかけて役所の膿を出していく必要がありますね。
今の状態は「桝添さん」より悪いかもしれません。
Posted by 小だぬき at 2009年10月05日 21:24
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