今年の野球は「楽天」で始まり、「楽天」で終わるような印象が強いです。
近鉄・オリックス合併で「戦力外」または、一軍半の選手で構成され 1年目は全試合に負けるのではと言われたほどの球団が、5年目で「パリーグ2位」に。
21日からの日本ハム戦に4勝すれば 日本シリーズ(日ハムには1勝が与えられているので) 。
前にも1年目の田尾監督で 6位でしたが38勝もでき、評論家がいっていた100敗を逃れただけでも「すごい」と妙に感心したものです。
仙台市民の応援もすごかったようですね。
その中で1年目で 「勝てる」という自信を与えた 田尾監督の解任劇。
その後、4年間指揮をとった野村監督も過去3年 Bクラスながらも 最下位脱出をして「俺達もやれるんだ」との自信をつけさせ、今年はとうとう 2位。
それでも不可解な監督解任。
フロントの言い分は、監督に全権を預けていた球団を フロント中心の球団にするための処置とのこと。
この球団の姿勢が不可解なのです。
仙台の市民球団として定着し、負けても負けても 応援に球場に足を運んでいたファン。
野村監督のグチも聴きようでは、選手に「チクショウ、何で監督にああまで言われなければならないんだ」との反発心が 選手の実力を高めたのは否めない事実ではないでしょうか・・・
監督への反骨心で「チーム力」が向上したのも事実でしょう。
野村監督のグチは、計算されつくした「憎まれ役」だったのではないか、だから「チームも粘り強く接戦でも勝てるようになり」、仙台市民も支持したのでしょう。
第二ステージの結果は、予測しにくいのですが 野村監督の「胴上げで落とされて死にたい」との願いを「監督に対する最後の反発心で 大きく胴上げし 最後は小さな胴上げで立たせて」楽天での「死に際」を 飾ってあげて欲しいと願う ファンの一人です。
田尾監督の「やれば勝てる」、野村監督の「頭を使いさえすれば Aクラスになれる、勝利への拘り」という土台の元に 次期監督をする人は「勝って当然、少なくともAクラス維持は最低線」になるだけに大変なことは確かですね。
私のような「楽天ファン」または パリーグに興味のある方、日本ハムには悪いけれど、楽天の勝利を願い 野村監督の「胴上げで落とされ死にたい」を実現してあげたい衝動にかられませんか??
2009年10月18日
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