2009年10月26日

また、酒井法子ですか・・・

朝からの「報道番組」は、酒井法子初公判のニュース一色。
今の時間帯も同じです。

正直、私は「酒井法子」という芸能人がいたことは 記憶にあっても 覚醒剤所持・使用容疑報道まで たいして気になる存在ではありませんでした。

それが、この容疑での逮捕・拘留・釈放・初公判で TVニュース欄の多くをさく「存在」なのか??  正直未だにわからないのです。

元職の時に「裁判員制度」や「覚醒剤問題」で ポスターが来たことは あるのですが、「きれいな人」くらいの印象なのです。

私が 世相・芸能に弱いのか、こんなに重要なニュースになるほどの「芸能人」だったの??との思いです。

覚醒剤の問題は、もちろん使用者の「健康破壊」とともに暴力団などの闇の世界の資金源になっていることです。これの追求・告発に「特別番組」を組むのなら理解しますが、「酒井法子」被告に特番とは、TVの退廃ではないかと思うのです。

むりやり暴行を受け、覚醒剤中毒にされ 風俗などで働かされている方がいるという報道があるのに、自発的に吸引した「酒井法子」がメーンでは、何の社会的覚醒剤啓発にもならないでしょう。

本気で覚醒剤問題に取り組む気があるのなら、厚労省麻薬取締局や警察の組織暴力対策課などと連携して 強制された覚醒剤中毒者や覚醒剤での幻覚・フラッシュバックに苦しむ人達の実態に腰を据えて取り組む 報道機関であって欲しい。

きっと 心あるディレクター・プロジューサーは、各テレビ局にはいるはずです。
視聴率やスポンサーを気にすることなく テレビの良心として「闇社会」と闘う番組はつくれませんか??

戦後の広島の暴力団告発に どんな嫌がらせにも負けずにキャンペーンをはった「中国新聞社」という先駆者もマスコミにいるのです。
これを機会に 本気で「闇社会」撲滅キャンペーンを行ってもいいのではと、いまだマスコミの良心を信じたい小だぬきです。
posted by 小だぬき at 14:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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