2009年11月10日

「国民主権」の論議なしの「外国人参政権」

 この法案は、筋が通らないと思います。日本国憲法の「国民主権」には、外国籍の永住者に「主権」は及ばないと解釈するのが 素直な読み方だと思います。
山岡氏には今日からSP」警護がつくとのこと。
マニフェストの重要課題が先送りされているのに、選挙の争点にもなかったことを 国民的議論なしに 国会提出とは・・・。
私には、合法的に「間接」侵略を可能にする法案としか思えません。

****************************

外国人参政権、民主・山岡氏が成立に意欲 (読売新聞)
                            
[ 2009年11月7日0時11分 ]

 永住外国人に地方選挙権を付与する法案の扱いを巡り、民主党が揺れている。

 民主党の山岡賢次国会対策委員長は6日、同法案を議員立法で今国会に提出し、成立を期す考えを表明した。


 山岡氏は同日、国会内で自民党川崎二郎国対委員長と会談した。その後、記者団に「会期を延長するなら、外国人(選挙権付与法案)の問題も仕上げる前提でやっていかなければならない。『議員立法で提出し、場合によっては党議拘束なしでいきましょう』と(川崎氏に伝えた)」と述べ、国会を延長した場合には成立を目指す考えを強調した。川崎氏は会談で、即答を避けたという。


 ただ、山岡氏はこの後、公明党幹部に電話し、「法案提出の話は私案だ」と語り、党の決定には至っていないことを強調した。


 山岡氏が当初、法案提出に意欲を示したのは、小沢幹事長の意向をくんだためと見られる。

 小沢氏はかねて、法案成立に積極的だ。選挙権付与推進派の議員連盟の事務局長を務める民主党の川上義博参院議員によると、川上氏が4日に小沢氏と協議した際、小沢氏は議員立法で早期成立を図るべきだという意向を示したという。川上氏は5日、山岡氏に小沢氏の考えを伝えていた。


 小沢氏は、法案に慎重な議員の多い自民党と積極的な公明党の関係に揺さぶりをかけるのが狙いと見られる。実際、公明党の山口代表は6日、山岡氏の発言について、「歓迎すべきこと」と述べた。

 しかし、肝心の与党内から異論が噴出している。


 民主党の平田健二参院国対委員長は6日の記者会見で、「外国人選挙権で党内の意見が一致したとは聞いていない」と不満をあらわにした。同党の慎重派も「党議拘束がないなら、堂々と反対する」と法案提出の動きをけん制している。


 社民党は「賛成の立場」(福島党首)だが、国民新党の亀井代表は6日、「反対だ。おれが反対したら、ダメだろ」と記者団に語った。山岡氏が公明党幹部に対し、発言の真意を説明したのも、こうした事情があるからだ。


 選挙権付与法については、日本に反感を持つ外国人が集団で地方選挙権を行使した場合、国民保護法に基づく政府と自治体の協力を妨げることもできるなどの問題点が指摘されている。与野党には「選挙権を行使したければ、帰化すれば済むだけの話だ」という声もある。

posted by 小だぬき at 06:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
もっと、驚くような法案もあります
それは、「外国人住民基本法」なるものです

大体、SPを付けてまで、なぜ、通そうとするのでしょうか?
小澤さんは、中国共産党と定期協議中だそうです
民潭の新聞には、衆議院選挙でいかに民主党を応援してきたか&参政権の話合いをしてきたかが掲載されております
勘ぐられても、仕方ないのではないでしょうか?

最近、都内のホテルに泊まりますと、7〜8人のっているエレベーターの中で、日本人は自分一人、という機会に遭遇することが多いです

正直、恐怖を感じてしまいます・・・

Posted by manii at 2009年11月10日 13:16
前例のないSP警護、これも税金のムダ遣いですよね。
民団とか総連の方々は、民族的誇りで帰化申請しないのですから、日本の国会議員として主権を守る立場で議論して欲しいですね。
歳費削減とか官房機密費などは話題にもなっていないし、国有地に立つ自民党本部や他の施設の家賃なども見直すことが先ではないかと思います。
おとなしい国民性でも「全共闘」や「べ平連」などの歴史はあります。
いざとなったら連日リハビリを兼ね「たぬき同盟」の旗とゼッケンを作り 永田町散歩に毎日通いたいです。
Posted by 小だぬき at 2009年11月10日 14:49
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック