今日は雨で冷たい1日だったので、買い物を少ししてからDVDの劇場公開の全5作を公開順に観ました。
@ 宇宙戦艦ヤマト(劇場版)
A さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士達
B 宇宙戦艦ヤマト・新たなる旅立ち
C 宇宙戦艦ヤマト・完結編
D ヤマトよ永遠に
の5作品です。
以前のVHSビデオテープにノズルが多くはいるようになり買い換えたのですが、VHSの出た時購入したときは 1作 税込み 12360円(消費税3%で)、12月12日に「復活・宇宙戦艦ヤマト」の事前宣伝のための復刻 DVDが 何とですよ 1作 税込みで1995円。
私は納得づくで家で観たかったので テープの12360円も持っていたのですが、今では 1995円。
このような値崩れのサイクルがあまりに早いものだから、廉価版がでるまで買い控えをするようになるのです。
会社が自分達で「買い控え」を当然視しているのか 半年もしないうちに1000円を切る作品がでて、当初値段で購入することが 多かった私は、廉価版が出る度に腹がたちます。
作品の内容は 地球善、他宇宙が悪の勧善懲悪ものですが、作品のナレーションやセリフの一つ一つに 考えさせられるものがあります。
同時期のアニメに「機動戦士ガンダム・アムロ編」がありますが、戦闘シーンで観ないで「子供に良くない」と騒いだPTAもいたほどです。
初期はもう35年たつのかな・・と思います。私は「学級通信」で「人間を考えるドラマとして、ガンダムとヤマトを推奨」したものですから、観ないで批判ばかりするする父母から攻撃をされたことがあります。でも私のように観ている方がいて その一人のお父さんの「まず 観てから議論しましょうや」でまるく議論が治まった記憶があります。
私は戦記物も良く読むのですが 尉官から兵までの人の体験記が 軍の本質を突いているように思います。佐官や将官の手記は いいわけが多く読んでいて腹がたってくるものが多いです。
宇宙戦艦も過去の作品群が「庶民目線と愛」がテーマだったので 私のようなオールドファンが多いのだと思います。
今年復活のヤマトが「地球中心主義の戦いのメカ中心」の映画にならないことを祈ります。
旧作の5本は 制作者が区切りをつけたのに、ファンの要望で話を延ばしたため 3回の話に大きく分類され、戦死者が次作で登場と 全体としては バラバラな展開なのですが、観ているうちに気にならなくなるから不思議な魅力の作品群といっていいと思います。
私のような中年・初老も 率直に泣ける作品です。
今日は映画はいいですよ。値段設定は変ですよ。という超個人的な作品紹介でした。
2009年12月03日
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