2009年12月16日

自民党の終焉 政策能力なし

今日は、自民党の野党責任について書きたいと思います。

政権交代が明らかになったのに「官房機密費」を 全額下ろした前官房長官。
いまだに 使用目的については黙り。

選挙期間中「政権運営ができるのは自民党」といっていながら、雇用対策・景気対策・医療、年金対策・安全保障についての 具体的な対案なし。

今では「民主党の批判」のみに 活路を求めるオソマツ。

自民党の「政権能力」というものが、族議員と官僚の癒着、官僚への施策丸投げ、政治家の世襲、利権団体との癒着、に過ぎなかったことが 証明されたような今の状況。

こんな政党が長く「政権」にいたことが、不思議でしょうがありません。

今の鳩山内閣のマニフェストや選挙時の「すぐできる」、野党時代の鋭い追及で 私たちは民主党への政権交代で「夢」「希望」を見ようとしたのです。

今の政権の迷走・政策の先送り・マニフェストの変更も 前自公政権の施策・予算が 民主党の想像以上に酷かったということでしょう。

ですから 鳩山内閣の批判が強まっても「鳩山氏の指導力を強く」との世論になるのです。
民主党のあり方には疑問を持っても 政権交代や「内閣」には 平成維新を期待して 国民は耐えているのです。

自民党の谷垣総裁は、今までの「政権能力」なるものが、個々の議員の政策立案能力や調査力にあるのではなく、官僚依存だったことに気づいているハズです。
今、自民党に求められているのは、一人一人が 国政調査権や「いままでの癒着を精算」して、きちんと鳩山政権に 提案や助言、政策提言ができる 政策能力の向上でしょう。

政党名や綱領変更など思いつきとしか思えない提案で 今を乗り切ろうとしていますが、本当に綱領に賛同・理解して入党した党員や党友が 何人いるのでしょうか??
国民は 党の上に派閥があるような「権力闘争」の自民党を見限ったのです。

本当に国民政党としての脱皮を図るなら、議員後援会中心の支部体制を改め、党員の再登録が必要かもしれないのです。「自民党」という党に団結するか、◇議員という後援会で団結するかの 選択です。

いまだに 私には自由民主党という政党は、「綱領あって綱領なし」「党則あって党則なし」の派閥力学で平気で「綱領」「党則」を無視している 派閥議員達のサロンのように感じます。

これから年末に向かう時期、自公ロケットの3段目が発火していいようなものですが、欠陥景気ロケットだったようす。
3月末までは、自公政権が組んだ 本予算・補正予算で 国政は縛られているのです。

このままでは、未来永劫 「自民党」に政権復帰をする力量はないと言われても仕方のないヤル気の見えない政党のままですね。
小泉ジュニアの横須賀基地見学ツアーが 記事になる程度では情け無いですね。
posted by 小だぬき at 12:08 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は、野党としての自民党を、期待します

でなければ、あの独裁者が怖くて仕方ないからです

今のままでは、閣僚など要りません
独裁者に一喝され、何もかもが決まってしまうなら、全く必要ないと思います

それなのに、党内から一切批判の声が上がってこない・・・
おかしいです

口をふさがれた民主党議員
特に新人議員なんて、ものも言わせてもらえません
イイトシした人もいますが、皆、まるで洗脳されたように自分の意見なぞ口にしない・・・

怖いです
恐ろしいです

「日本開放第二期工作要綱」というのがあります
小沢さんを見ていると、これは未だに継続されていて、彼もその一人?と思ってしまいます・・・
Posted by manii at 2009年12月17日 13:20
私の願いもそこにあります。
「与党ボケ」を解消して、政策集団にならないと自民党の明日はないと思っています。

今が議員政党から国民政党に変わる絶好のチャンスです。

小沢氏のやり方は 自民党の長老は知り尽くしているハズです。それに対抗するためには、徹底して民意をくみ取り、民主主義はどちらにあるかと言える政党に脱皮しなくてはなりません。
小沢氏の対抗軸に枝野さん・蓮肪さん達がたちふさがると期待したいです。
Posted by 小だぬき at 2009年12月17日 14:24
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