私のような「年金」と「退職金の取り崩し」で生活しているものには、「安い」というのは大変な魅力ですが・・・、ちょっと冷静に考えれば「これでいいの?」というのが 結構あります。
趣味でいえば、
航空機や寝台列車での何泊もの「パック旅行」です。
片道分の正規の運賃より安い 往復航空券とホテル・観光バスまでついたパック旅行。
どこも損をしていないのなら パック旅行以外でいく 旅行費用も値下げ出来るはずなのに・・・。
何か 旅行社の企画旅行の値段をみると、安いから家計を助けるという気持ちの前に、正規料金への疑問がでてしまう・・・・。
衣類でいえば、
1000円ジーンズとか格安コートなども 材料費や裁縫代(人件費)・輸送コストなどを考えると この価格設定でいいの?? などと余計な心配をしてしまいます。
100円ショップや格安店
小物や文具などは、品質が悪くても諦めがつく点では、使い勝手はいいのですが、食品棚をみるとこれを食べて平気??なのと思わせる安さ。
コーヒー缶にいたっては、市販が120円のものが、78円とか100円とか さらに安い店では50円などという値付け。
何か「小売価格」というものを 信じられなくする世界。
いくつか身のまわりの「値段」についてかきました。以前DVD映画の値崩れを紹介しましたが、本当にだれもが納得でき、その製造・販売で 生活が成り立っているのなら有り難い安さですが、本当にそうだろか?
「安いー粗悪品」でなく、「安いー標準品質」であるだけに 疑問がわくのです。
昔の「女工哀史」や「ドレイ工場」などの犠牲の上での「安さ」ではないですね・・・。
2009年12月24日
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