2009年12月28日

選挙の限りない平等を!! 一票の格差NO!!

来年の参議院選挙は、神奈川県民の一票は、鳥取県の約1/5の投票の重さで実施されようとしています。
平野官房長官は「各党が選挙準備に入っているから 定員の見直しなどの選挙制度改正はしない」と理由にもならない理由で この格差のまま 来年の参議院選挙を行うつもりのようです。

選挙区に格差があるのなら、ブロック別比例代表のみで実施し 個人、政党要件を満たさない候補には個人名投票で当選割り振り時 に調整すれば より平等に近づくと思うのですが・・・。

極端な話 総投票数を当選定員数で割って 最低当選票数をだすことによって可能な気がするのですが・・。
「国民目線を言う民主党だからこそできる 比例選挙制」ではないかと小だぬきは思います。
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大阪高裁・衆院選違憲判決の骨子◆  
 
 ▽2009年の衆院選で、議員1人当たりの有権者数の最大格差は2・30倍。
 ▽格差が2倍に達する事態は、大多数の国民の視点から耐え難い不平等と感じられており、客観的にも不平等と評価される。
 ▽格差は1人別枠方式という憲法の趣旨に反する選挙方式で生じたと認められるから、同選挙は違法。
 ▽ただし、選挙を無効とすると、公の利益に著しい障害が生じることは明らかで、原告の請求を棄却する。
2009年12月28日12時19分  読売新聞)
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ここから本文です 一票の格差(yahoo! 用語)
議員一人あたりの有権者人口が選挙区ごとに異なることで、有権者の投票の重みに違いが出ること。
特に、人口の多い都市部の選挙区と人口の少ない地方の選挙区で「一票の格差」が発生している。有権者の人口に比べて議席数の少ない都市部では、有権者の意思を議会に反映させにくい。
総務省の発表によると、2008年9月現在
衆議院の小選挙区では、有権者の人口が最大の千葉4区と最小の高知3区で2.26倍の「一票の格差」がある。また、参議院の都道府県選挙区では、有権者の人口が最大の神奈川県と最小の鳥取県で4.94倍の「一票の格差」が存在する。

(2009年3月31日)

posted by 小だぬき at 19:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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