今日、やはりマスコミ論調は、小沢氏の「推定有罪」での「説明責任」なるものを追及していました。
東京地検特捜部の「政治資金規正法」の捜査は、10ヶ月に及びます。
時期的に注目して欲しいのは、衆議院選挙前からの捜査で、その捜査にGO!サインをだしたのが 前自公政権であることです。
今回も霞ヶ関改革の第一歩になる 通常国会開会前の石川議員ら3名の逮捕です。
多くの国民は冷静に受け止めていると思いますが、説明責任のあるのは「東京地検特捜部」ではないかと誰しもが 薄々気づいているはずです。
石川議員は 今更証拠隠滅や逃亡の怖れもないのに逮捕・拘禁した上で 検察は「自殺の怖れ」のためなどと説明しています。
今だ なにを立証しようとしているのか、石川議員に何度も事情聴取する事案なのか・・・
素人目にも こんなに捜査に時間をかけても 検察の立証意図が達成できないために 「自白」で証拠を作ろうとしているとしか思えない強引さです。
まず、検察が立証意図を明らかにしなければ、小沢氏が「説明しようがない」ではありませんか・・・
権力の強引さや意図的捜査(ビラ配布事件など)と闘うハズの立場にある 共産党志位委員長は いつから捜査機関=正しい という立場に変質したのか驚くばかりです。
少なくとも 小沢遼子氏のような冷静な立場が求められていると思います。
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小沢遼子氏「国会では不毛な議論を避けて」
スポニチ 2010.1.17
小沢氏が続投表明し、捜査批判を展開したことについて野党幹部は「居直り」(共産党の志位和夫委員長)などと反発。通常国会冒頭から小沢氏の参考人招致を求めるとともに鳩山首相の責任も問う方針で、与野党が激突し、国会が空転する可能性がある。
自民党の大島理森幹事長は、幹事長権限の一時委譲が検討されていることについて「嵐が過ぎるまで隠れていれば済む、というような問題ではない。潔白だと言うのなら堂々と職務を続ければいい」と批判。検察批判に関しては「検察を批判する前にさまざまな疑惑について、潔白だという理由を具体的に説明すべきだ」と指摘した。
公明党の山口那津男代表は、通常国会での参考人招致について「全く否定はしない」とし、共産党の志位氏は「説明せずに居直る態度は許し難い。国会で真相を語ってもらう必要がある。国会が真相究明の責任を果たさなければならない」と参考人招致を求める考えを表明した。
一方、民主党の地方代議員会議に参加した埼玉県連の新井貞夫副代表は「シロだと信じている」、別の代議員は「昨年の衆院選でも出ていた話なのではないか」と反発した。
社会評論家の小沢遼子氏は「今回の問題は以前から出ていた話。事件の真相は明らかにすべきだが、国会では、国民のために不毛な論議は避け、もっと大切な医療問題などについて話し合ってもらいたい」と話した。
2010年01月17日
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