2010年01月30日

人のつながりの温かさ

今、熱海から帰宅しました。

ホテルでも喫茶店や食事処でも 「お父さん、お元気そう・・・、顔色も前より良くなっている」と 手を握られ、父は満更でもなさそうなテレ笑い。

勤務シフトの関係などで 長い間 顔を見ていなかったホテルの女の子も 父にすぐ近づき「お体は大丈夫ですか?」「無理だけはしないでくださいね」とツーショット写真も快諾してくれました。

確かに 金銭的な面では、安いとはいえない「熱海旅行」ですが、それ以上の心の温かさのお土産を貰って帰ってきます。

私の発症以来、3泊とらないと疲れがとれない状態で 両親にその日程で付き合って貰っているのですが、最近では 両親も3泊でもあっという間に過ぎていくようだというようになりました。

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前にはなかったのですが、最近 位置関係の戸惑いがでてきました。
旅先では、極力時計を見ないようにしているのですが、大風呂や食事処の上下階が混乱したり、曜日の勘違いをして 昨日「帰りの準備をしたり」何か 異空間に漂うような気持ちも味わいました。

昨日の新幹線の停電や東海道線の乱れのニュースを見て 被害に遭われた方には申し訳ないけれど、今日 比較的暖かい気温のもとに帰宅できたことに 感謝、感謝です。
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鳩山氏の「施政方針演説」を帰りの電車で読みましたが、ネタのわれた推理小説のようで 具体的な提起はないに等しいものでした。
今、急がなければならないのは、景気対策を企業目線でするか 消費者目線でするかの決断です。
経済連などの「賃金抑制、低下」で企業の生き残りを優先させるか、政府が「経済連」などに呼びかけ、賃金の手取りを増やす消費刺激に誘導するのか 新聞を読んでいる限り わかりません。

オンリーワンを目指して、経済規模を縮小しても 一人一人が幸せだと感じられる国にはできないものかと思います。
マンガ「三丁目の夕日」の昭和30年代・40年代は、経済的には貧しかったけれど 心的には今よりうんと豊かだった気がする小だぬきです。
posted by 小だぬき at 15:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行・静養 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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