トヨタとホンダのハイブリッドカー、サンヨーの両開き冷蔵庫など 大規模なリコールが発生しています。
特に トヨタについては「安全神話」の崩壊で 輸出産業の「日本製」というだけで忌避される事態も招きかねません。
これらのリコール製品にも エコポイントという膨大な税金が投入され、景気刺激策として生産・販売とも順調だっただけに、「エコポイント」は適正なのか・・との疑問がわきます。
従来型に比べて二酸化炭素などが 少ないからだけでなく 安全性も保障された製品だと誤解していました。今までは・・・・。
何せ、政府・マスコミ・企業が 「地球に優しい」と大宣伝し 購買や買い換え需要をあおったのだから・・。
なにか、発想が違ってはいないか・・・・、
エコポイントの前提に「人に優しい」「安全だ」が土台にあってこその 廃棄ガス規制でしょうに。
「地球に優しい」というのは 「人間にとって危険で死を招く」ものをいうのか、このリコールで言われてもしかたのないものでしょう。
税金を投入して買い換え需要を 図った 景気対策は、企業目線でしかなかったという証明でしょうね。
今回のトヨタの致命的な欠陥は、ブレーキで人命に直結する部分であること。
幸いなのは、ユーザーの命が 大量に失われて 発見されたものでなく、アメリカで指摘されたからこそ 「リコール」が 実施されたこと。
戦後、ソニーや本田などの先駆会社が「日本製=いい製品」の評価を得るまで どれだけの時間を要したことか・・・・、今回のトヨタのリコールで 日本製製品の全体のイメージに悪影響がでないことだけを祈る気持ちです。
貴重な税金投入の「エコポイント」の審査基準も 「人命尊重」「環境負荷」を厳密にして欲しい。
2010年02月11日
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