2010年03月10日

東京大空襲 今の日本

この頃の天候不順と65年前の東京大空襲・・・。
郷土史をみると、各地で「大空襲」の記録が残っています。

B29戦略爆撃機数百機が 東京下町を中心に 焼夷弾(油をまき火の海にすることを目的にする)の大量投下で 大火事と油で20万人以上が火傷死した日です。

この地域は木造家屋が多く、明らかに焼死を目的に焼夷弾を撒いた爆撃。民間人に対する無差別爆撃を 米軍は、全国的に展開したのです。

この無差別爆撃と原爆は、戦争犯罪ではないかと思うのです。
勝てば官軍で 非道も許されるということでしょうか?

記録を読むと 陸海軍の防空隊は 機体の能力を超えて奮戦しています。
自発的な体当たりを含め、連日の疲労を超えて 連日首都圏の航空隊は奮戦しています。

結果論ですが、爆撃を完全阻止できない戦力に陥ってズルズルと敗戦を引き延ばした 政府と軍首脳の責任は重いというべきでしょう。
 
今の日本も状況的には 何ら変わっていません。

民間の避難場所の整備やシェルターがまるでありません。これではミサイルや航空機1機でも侵入を許したら 民間人に多大な被害がでることでしょう。

国防というのが「国家としての統治機構」を守るのか「国民の生命財産」を守るのか あいまいなままだから 直線道路に中央分離帯を作り 臨時飛行場にすることを不可能にしたり、地下街や地下鉄が シェルター足り得る強度を持っているのか・・・。

昨日・今日の暴風雨でも ライフラインがマヒするような状態。

本当の平和のためにも 総合的な「国民の生命・財産を守る」国防の在り方は 与野党とも綺麗事ではなく議論してほしい。

posted by 小だぬき at 11:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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