病気を持つと 変なことが気になるのです。
「子ども手当て」の支給対象、高校無料化案も 何か頭に霧がかかったようで納得できないのです。
新聞によると、「子ども手当て」は 海外赴任中の方が適用除外とか、外国籍でもOKとか 訳がわからなくなりつつあります。
「社会で子どもを育てる」との理念は 立派ですが、索漠とした近隣関係や人間関係をそのままにして まず「手当て」という発想についていけないのです。
なまじ正義感で 子どもに注意したために 親から白い目でみられたり、子どもから逆襲を受けケガや死亡したのではかなわないという 風潮や雰囲気をどう解消していくかが「社会で子どもを育てる」土台にないと 「手当て」を臨時収入増と勘違いする人も多くでそうです。
高校無料化もいっそのこと 「義務教育」にし、公立学校在籍児童に全員支給とかのメリハリの効いた施策でないと 財政が持つのだろうかと心配になります。
高校第2部夜間高校や通信制高校なども当然支給対象ですよね・・・・。
正直、今の私には、肝心の事が先送りになっていることがおかしいと思うのです。
後期高齢者医療の廃止(驚くべきことに 後期高齢者からも介護手当負担金を年金から引いてくるのです)、障害者対策の充実、消えた年金の復活、失業対策など 厚労省の長妻大臣に期待した部分が 前進していないのです。
私たちは、確かに「手当て」は魅力ですし 生活資金のためにも1円でも多く貰いたいという心理が働きます。
でも、将来の展望なしの「固定手当て支給」で「国家財政のさらなる悪化」を望むものではありません。
子ども手当てを衆議院で可決しても 付帯決議で「財政状況の検証をして支給」の項目は是非いれて欲しいものです。
分娩費用の初期自己負担をなくすだけでも・・・・、安心して出産できるための産婦人科医院、病室の拡充、保育所の公的整備などが優先されてからの「こども手当て」だと思えてならないのです。
今日は、余り実ある議論は期待しないのですが、TVの午前中のニュース番組のはしごをしてみたいと思う朝です。
正直、私は 民主党や自民党がガタガタになっても 「将来に希望が持てる国」にさえなればいいとさえ醒めた見方をするようになりました。
鳩山首相の「小林議員の進退は ご自身で決めること」との発言に心底怒っています。
検察捜査の杜撰さが日々明らかになってきているのに、「我が党議員を 連座制などで失職しないよう信じる」となぜ言えぬのか はなはだ不思議です。
北教組事件も 到底信じ切れない報道が多すぎます。
闘争資料・情宣と現場教育は区別しないといけません。
今までの自民党の公約の実施率が5割程度とのこと。
組合だけは 情宣資料を100% 現場で行い得るというような議論は、管理職や市教委・管区教委、道教育委員会は 無能だといっているのと同じです。
また、北海道の子ども達・保護者も自民党から 無能・無気力といわれているに等しい暴言の数々。
少なくとも 一度自分の頭で考えてから 報道に接しないと 戦時中の「大本営発表」を信じた当時の国民への情報操作と同じ道を歩むことになると危惧するのです。
2010年03月14日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック