2010年03月29日

今日も半日片付け

弟が衰弱し肝硬変で亡くなった意味が片付けながら 何となくわかってきました。薬の山が段ボールから出てくる、出てくる・・・・。

一時体調が良かったときに薬より旅行やコンサート、ナイターを半年余り満喫し、母がかけていた入院保険金 約340万円を使い切ったようです。
彼氏には生活保護費と保険金で約6ヶ月思う存分にやりたいことをしたのですから本望でしょう。

生活保護法では、就労収入や保険金収入などが生じた場合、申告して 生活保護受給継続か、臨時収入を市に返還しなければならないのですが、弟は両方とも怠り、収入空白が 私が再申請するまであったようです。

市とのやりとりの手紙などを 整理中でてきて読むのですが、行政の根気強い 要請などを読むと、その時本人は 薬では効かないほど 病が進行していたのだと思います。

個人情報の山の段ボールに無造作に放り込んであった書類や手紙を開封して読む度に、彼の「自分のものは自分の物、他人から借りた物も自分の物」という 奔放な生き方を最後まで治らず、自分で投薬を飲まずに死期を早めたのは 確かなようです。

弟の51歳で 預金ゼロというのは、未だに私は信じきれないのです。 
こんな人生もあるのだなぁと 唯々 ため息です。
posted by 小だぬき at 13:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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