2010年04月24日

障害年金認定にテクニックはない

うつ病の友達ブログなどに 最近コメントとして「障害年金2級の受給テクニック」の紹介を投稿される方がいらっしゃいます。

私の初回申請時に言われたことは、医師診断書と自己申告書以外は検討されない、また両方の整合性でいえば 医師の診断書が重視されるということです。

私も「障害年金2級」受給者ですが、人によっては 障害福祉手帳2級・障害年金3級などの例も珍しくないとのこと。

通院している病院でも 「寝たきりの人が 3級認定という場合もあるとのこと」

なにか「受給法の案内」をみても 最大5年さかのぼれるから 1回のみの認定で1600万強受給などという 殆ど不可能に近い設定での商材や4回更新で1600万とか さも簡単に認定をうけられるようなことをいう商材があるのです。

障害年金2級申請には、初発症診断から1年6ヶ月経過時点での 症状固定化、生活に介助が必要で労働不可との認定基準をクリアーしないとなりません。

何せ 厚生(共済)や国民年金基金からの お金の支出になるのですから、審査は 認定を通すというより いかに落とすかに重点があるようだとの ソーシャルワーカーの声さえ出るほどのものです。

私の初回認定は 画期的な事だという声が 病院患者相談室から頂いたほど 入院患者さんでも認定は困難極まるのです。

共済支部での初回申請時に 心象を悪くするだけだから 違う文書の添付(時系列の状態)などはしないほうがいいと助言も頂きました。

今月の更新手続きは 共済本部直接送付なので 「人の情」も入る余地はありません。

もし、ブログを持っている皆さんに 「障害年金2級受給で ゆとりある療養を」などとのレポート勧誘が来ても無視して 買ったつもりで 地区にある国民年金機構出張所か病院患者相談室の交通費に充てた方がいいし、市役所や会社などの「福祉のしおり」などを熟読された方がいいと 年金更新月になっている小だぬきは思います。
posted by 小だぬき at 07:02 | Comment(4) | TrackBack(0) | うつ病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
都月です。私は3級です。医師に診断書をお願いしたときに、「お金の無駄だ。」といわれました。「物を書ける人間には支給されない。」と言われました。2級は奇跡だと思います。障害福祉手帳は発酵されませんでした。
したっけ。
Posted by 都月満夫 at 2010年04月24日 14:14
都月さんの医師、おかしな事を言うものですね。私の場合は「今の趣味が 表現することなら治療の一環です」と言ってくれました。
障害者福祉手帳2級、自立支援、今日貰った診断書でも「抑うつ傾向強し」「治癒のメド不明」と書いてくれました。
さっそく、自己申立書と同じに明日ポストに投函するつもりです。
継続して働けない以上、当然2級で更新されないとおかしいわよ、とも言ってくれました。
ところで3級でも「国民年金」支払い免除があるのを利用していますか・・・。
Posted by 小だぬき at 2010年04月24日 15:28
都月です。「国民年金」支払い免除は知りませんでした。有難うございます。私の医師とは全然対応が違いますね。一度転院を試みたのですが、全て断られました。治療中の患者は受け入れられないと・・・。
したっけ。
Posted by 都月満夫 at 2010年04月24日 19:36
私の場合 ずっと今の病院ですが 主治医達は皆親切です、注文・宿題は厳しいですが。

7月にたしか「年金納付の案内」がくると思います。その時、障害年金3級証書を持って日本年金機構支部(旧社会保険庁)で免除申請をすれば受け付けてくれます。
本年金の受給資格さえ持っていれば、毎年免除申請をしても 本年金の額は対して変わりません。(年金基礎番号も持っていけば万全です)
Posted by 小だぬき at 2010年04月24日 19:56
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