2010年05月11日

国家赤字の大半は誰が??

今のギリシャにつぐ「借金大国(次は日本が酷いそうです)」にしたのは、今の民主党政権でしょうか??

旧大蔵省・現財務省に ムリな出費をさせてきたのは 前自民党政権であることは忘れてはいけないと思います。

高級官僚の天下り、各種法人、政治路線の新幹線駅の強要や高速道路建設、小泉政権時には イラク戦費に35兆円もの出費をしています。
今の景気の悪さも 産業空洞化と民間への公社売り渡しのためのマネーゲーム化によるものでしょう。

支持率で 自民党が復調しトップとありましたが、散々国家財政を食い物にして借金大国」にした自民党に回帰するなんて 「ギリシャの次の国家破産」の危機にさらすようなものです。

このメチャクチャな 政・官・財の癒着構造を 国民本位にするためには、革命的発想転換が必要です。

官房機密費、外交機密費、大企業のための政治など 負の遺産の清算が最優先です。

すくなくとも 今のマスコミや評論家の暴論、「国家赤字を正当化しての民主党攻撃」には 心ある人は黙っていられないと思います。

走る車のいない道路や簡保の宿や旧国鉄解体のプロセスでの大赤字、年金などの運用損益より 「子ども手当て」などの赤字のほうが「血の通った政治」ではありませんか・・・・。

私は「国労支援団の一員」でしたから、マスコミの報道したような「国労悪説」だと説明のつかない資金の流れ、労組攻撃の酷さは 同時期に共有をしています。

新幹線駅の強要や政治主導の新幹線網の押しつけがなければ 国鉄の旅客収益は黒字だったのです。それを むりやり「国鉄に責任を負わせ」、政治が強要して出来た赤字を税金で肩代わりし、資産を民間化して 膨大な「国有地ごとJRに売り渡した自民党。

民間活力の導入とは、不透明な赤字をより不透明にし、国有地の譲渡と正論をいう労組つぶしの何ものでもないのです。これが 中曽根内閣だけでなく 自民党の歴代の内閣がしてきたことです。

小泉・竹中路線の「郵政民営化」も 結果的に過疎地の切り捨てと資産の売却以外の何ものでもありません。

赤字の原因を追及せず安易に国民負担にし 借金なしのサラの状態で国有地を収得して 労組もつぶした上での経営なら JRの黒字ははじめから保障されていたのです。

その理不尽と戦い 数十年の歳月を「国労闘争団」として戦った1000人余りを 和解金2千万円で妥協する 現国労執行部とJRと連合。きちんと雇用されていれば賃金として得たであろう金額にも足りず 退職金もなく 組織にも裏切られた「組合員」達のでる国が 今の日本です。

民主党政権を批判するのは自由としても 過去の酷さを忘れては 泣きをみるのはいつも現業公務員や弱者です。

天下り批判で 故意に「公務員」全般に問題をすり替えています。問題はキャリア組の処遇と彼らの不当収入で在るはずなのに・・・

何か「国鉄」から「JR」へのペテンが 大規模にされようとしている「民間活力」「公務員攻撃」のマスコミ論調。

今、私たちは やっと選挙で政権交代をして 過去の「悪・不備・利権」にメスが入ろうとしています。
もうマスコミや評論家に騙されない「国民」でなくてはと思います。

10人に1人が公務員という人もいますが、その多くは 治安・防衛・教育・衛生・社会保障・医療・介護などの職員であることは 意図的に隠されています。

リタイヤ組として、現状で 言論戦もストライキ権も確立できない 官公労には情けなささえ感じます。

長くなったついでですが、過去のバブルや株価の乱高下で 利益や損失がでたのは 国民の何%ですか・・・・。

私は、正直 何の利益も損失にも関わることのなかった 余裕のない生活が 連続しています。

posted by 小だぬき at 08:30 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>私は、正直 何の利益も損失にも関わることのなかった 余裕のない生活が 連続しています。<
私もです
10年前がピークなら右肩急下がり
父の年金も税金が引かれ病気になったらどうする?状態
けどおかしいのは日本だけじゃないのよね
世界規模だって思ってます
地球滅亡はもうすぐかも。
Posted by みゆきママちゃん at 2010年05月11日 12:16
みゆきママちゃん、コメントありがとうございます。
何もかも「拝金主義」というのは、一部の人ですよね。うちの父母も80過ぎなのに地方税と介護保険料・国民保険料は徴収されています。
まだ 日本より各国が健全だなぁと思うのは、個々人でデモ・集会などがある点です。
スナックで癒されるのさえ困難になりつつありますものね。
「明けない夜はない」を信じたいです。
「小だぬき」党でもネットでつくり 相互リンクで「世直し」行動もしたくなります。
そのためにも うつ病の治療をしていきたいと思います。
今後ともコメントをよろしくお願いします。

Posted by 小だぬき at 2010年05月11日 13:11
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