「うつ患者」同志の皆さん、自分で病気だからと認めれば、自分もご家族や恋人も気持ち的にラクになりますよ。
変な話し、私は初期の1年ほどは「生活表」なるものを作って、寝ている時間・起きている時間・出来たことを記録して 主治医に出していました。
でも主治医から「記録して治るものでもないから 口頭報告でいいわよ」と言われ 止めました。
主治医は「〜ねばならない」との傾向と記録が空いた時の反動を心配してくれたのだと思います。
うつ病そのものは、予告なしで調子の乱高下を起こしたり、「いま、飛び込めばラクかな・・」などの希死念慮がでることが 一番 患者本人としても困るし危機感を忘れないように注意しています。
多くの患者の皆さんが 自分の底を意識できれば あとは上昇のみ。低空飛行でも やる事がのろくとも 病と闘える自分ができます。
悩むだけなら猿でもできる、そこから一歩前進する行動は人間にしかできないと まず自分の主治医を信じてください。
私の主治医は 薬物療法に否定的で 必要最小限の薬を処方します。その代わり 長いときでは30分以上のカウンセリングをしてくれます。
変な言い方ですが、「うつ病」体験で 一回り人間として大きくなれる可能性すらあるのです。まず 自分が自分らしさを取り戻せるようファイトです。
親戚や教え子のおかあさんの例ですが、数年〜10年近く寝たきりだったのに ある日突然に 動けるようになる、社交的になることもあるのです。
辛いかも知れませんが 周りの人への気遣いが持てる程度の回復は 是非とも成し遂げましょう。そのあと「わぁ〜、うつかな?」と自分で言えるようになったら あとは主治医を信じて 家族と一緒に闘いましょう。
信じるものは、主治医、自分、自分の身近な家族や恋人、友人達ですから・・・。
2010年05月18日
自分で病気を認めればラクに!!
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私は うつ障害福祉手帳2級、障害年金2級で病気としては 「あき」さんのいわれることも解ります。
でも 治そうとする自分は、自分自身でしか作れません。
「あき」さんと同じように 周りの方も苦しんでいる同志なのです。
少なくとも 病気なら適切な治療があれば、乗り越えられるとの希望だけは失わないで欲しいのです。
したっけ。
その中で コメントありがとうございます。
私も 起きていられる時間は圧倒的に少なく初発症から4年目でも 状況はかわりません。でも希望は捨てていません。こうやって辛い中でもコメントを頂けるだけで幸せです。私は「ま、いいか」「眠りを身体が要求しているのだから 身をまかそう」というスタンスにブログをやり始めてから思うようになりました。調子の良いときでいいですからまた、コメントを頂けると嬉しいです。
私は今、通院月2回、県庁に月1回の3回の遠出もシンドイです。
確かに偏見の塊みたいなのがいますね。
私が発症したとき「小だぬきさんがうつなら」他の人はもっと重い精神病ですよ。と言ってくれた事務職員の言葉が忘れられません。
他の人は事務の私にすら 思いやりもなく、ただ中傷するだけだと・・。事務の目からも現場のギスギスさを見抜いていたのでしょうか・・。
今の状況をみて「上司」の労働安全法の 管理者の健康注意義務違反は明かですね。
その上司が 「うつ」になったら、自分でキチガイ扱いするのかな・・・。
短編のテーマとしても良いくらいの偏見ですね。