5/18 産経新聞
赤松氏は4月20日に感染が確認されていたにもかかわらず、30日から9日間、中南米を訪問した。この間、殺処分対象の牛と豚は4369頭から一気に14倍以上の6万2426頭に跳ね上がった。しかし、5月8日に帰国した赤松氏が真っ先に向かったのは栃木県。民主党衆院議員の後援会会合出席のためだった。
赤松氏がやっと宮崎県を訪れたのは10日になってから。鳩山首相は対応の遅れについて、「必要以上にさまざまな風評が立つと、農家の方が困る」と釈明したが、すでに感染は拡大しており、風評被害を気にする段階は過ぎていた。赤松氏は17日昼、首相との会談後も記者団に「対応が遅れたとは思っていない」と自己正当化を試みた。
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今回の宮崎県の口蹄疫の感染の早さと「殺処分」
手塩にかけて育てていた牛や豚を「殺処分」で失う畜産家の苦悩は いかばかりか・・・・
この伝染病の対策が 「ウィルス封じ込め」の「殺処分」のみとは、恐ろしい話しです。
ワクチン使用も治すためというより 「処分」のためとか・・・。
未だに発症のメカニズムは解明されていず、早期発見→「殺処分」のみとは・・・。
厚労省・農水省の防疫部や陸上自衛隊大宮防疫部隊などで ウィルス研究をしていても 治療法なしのウィルスのこわさ。
これが昨年の「新型ウィルス」の人人感染以上の「脅威」に今いるのでしょう。
昨日の東国原知事の記者会見ほど みっともないことはない。知事が寝ていなくても関係方面と連絡していても 口蹄疫の「非常事態宣言」を出すことになった 結果責任は知事が負うべきものです。
怒りと悲しさで一杯な 畜産家への労りもなく 蔓延させてしまったお詫びが先でしょうに、自分はやれることはやっているという居直りともいえる態度は 知事の化けの皮がはげたというほど残念な記者会見でした。
上記の産経新聞は 赤松農相に対する物ですが、知事以上に無責任極まりない態度といえないだろうか・・・・。
私の現職時代、赤松氏のことを「チョロ松」といい無責任の代名詞にしていました。
彼が 社会党書記長の時の総選挙で 議席を半分近く失う大惨敗をしたのですが、選挙の総括も責任もとらず、社会党から逃げた人です。
この人なら無責任や責任放棄はするだろうな・・・と50代後半以上の「労働組合関係者」だと 妙に納得してしまいませんか?
赤松氏は もう社会党書記長の時のように逃げられませんよ。今は口蹄疫対策の主務大臣・農水相なのですよ。政治は 残酷にも「結果責任」をしっかりと受け止めなければなりなせん。
今は、責任うんぬんより 原因を究明して 「防疫」とともに なぜ? どうして?を問い、緊急に対策を立ててほしい。輸入飼料にも 立ち入って 二度と口蹄疫の蔓延は起こさない対策を取って欲しい物だと思います。
新々インフルエンザなら 今「殺処分」されている牛や豚の死亡数は 人間の死亡数になるのです。
国家としての「危機管理」は ないに等しいということでしょう・・・・。
怖いし、お寒い現状ですね。
東国原知事の記者会見内容の書き起こしです。
これを見ても貴方は知事に「みっともない」と言えますか?
マスコミの質問内容のほうが「みっともない」と思うのですが。
マスコミはいつも自分たちの都合のいいところしか報道しません。
なんだかなぁ〜
でも、あまりにも遅いですね。
東国原さんなら もっと早くアピールする方法も手段ももっていたのに・・