2010年05月21日

馴染みたくない言葉→「殺処分」

毎日、口蹄疫対策で使われる「殺処分」ということば、いやだなぁ・・・・。

牛や豚にとっては、「オレ達は 病人だ」「被害者だ」とうったえているのに、人間にとって治すすべがないからと殺される・・・

本気で人間は、オレ達を治す研究をしているのか!!
病気でないときは 「いい肉だ」とちやほやして 口蹄疫になると手のひらをかえしたように殺される。

と、訴えているような気持ちになります。

現場で消毒や防疫にあたって疲労困憊な職員も「助けるため」でなく「感染拡大防止のための処分」では やるせない心境だろうな・・と思います。

私がゾーッとしたのは 精神医学でも 凶暴性や反権力性が強い人をロボトミー手術(脳の前頭葉を切除して 感情をなくす)が 一時盛んに行われたことがあるからです。

突飛な連想のようですが、今の多数にとって不都合や脅威がでたら 少数派はどうなるのだろう・・・と考えると 口蹄疫の患者??が治る可能性はゼロなのか 現場の獣医さんたちに真剣に聞きたい気持ちになるのです。
去年の新型インフルエンザも豚インフルの人感染変異でした。
口蹄疫も 人感染に変異する可能性があるから「処分」なのでしょうか??

なにか「殺処分」という言葉に嫌悪感とともに その言葉に慣れていく自分の心が怖くなります。

posted by 小だぬき at 13:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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