2010年05月31日

民主党の「自民党化」?? 社民党への期待

昨日は、日常に戻るための馴らし運転。

頭が働かなかったために DVD「沈まぬ太陽」と森繁久弥主演の「白虎隊」を約7時間強見ました。

「沈まぬ太陽」は 日本航空の「123便墜落事故」を中心にし 組合とは何か 政治とは何か 報道のあり方は、人間の生き様はと 他方面からの問題提起があり 見応えがありました。

原作の山崎豊子作品も読んでいたのですが、映画版は 「正義・思想・連帯、生き方」の対比がハッキリし 今の日本航空の破綻の原因にもせまるものでした。

会社の労組分裂、御用組合化、労働差別、マスコミの腐敗も描かれており 是非 何度でも 生き方に悩んだ時に見てみたい作品の一つになりました。


森繁久弥「白虎隊」は、会津藩の歴史上の立位置と白虎隊、女子隊、幼小隊なども丹念に描かれ、以後の軽薄な作品と一線をかしていると思います。

共に 歴史の転換点での「人間」を 等身大で描いた作品でした。

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社民党の「辺野古をはじめ軍事力はいらない」との筋を通して、正式に「政権離脱」を機関決定できたことに まだまだ 救いがあると感じました。

社民党議員の中には、「政策」より「自分の議員当選」を 優先して、与党に残るべきとの意見も多かったと聞きます。
マスコミは、これで「社民党消滅」などという人もいますが、立党の精神を忘れて変な妥協をしたら歴史に汚点を残す所だったと思います。

民主党も「第2自民党」といわれても仕方のない 国会運営や閣僚の「権力ボケ」が 早1年で露見してしまったのです。

すくなくとも 7月の参議院議員選挙では、社民党が生き残り、健全な野党として 自分達で風を吹かす政党に成長して欲しいと思います。

本来は、組織がしっかりしている共産党が 第3次安保闘争や労働組合運動を主導しなければならない時期ですが 彼らの「党勢拡大」「議会重視」の方針のため、成田空港反対運動を分裂させたり 弱小労組の支援も出来ないような「党」になってしまいました。
「共産党は 一人一人の労働者の願いを実現するための司令塔」的存在で在るはずなのに・・・・・。」

これからの日々、どんな国づくりを各党が指向しているか きちんと見極めて、自民党・公明党・民主党が「アメリカ政府のいいなり、植民地、属国」にしたことの批判を含め、「社民」「新社会党」をまず選択技の上に置きたいものです。

ただ これからは 議会だけでなく あらゆる機会をつくり運動の輪を広げて欲しい。

真の愛国 「国民生活の安定」「精神の拠り所としての天皇家への配慮」など 小異を捨て大筋で合意する」連立精神が 必要な時です。
その手始めに「日米安保・地位協定の見直し」での連合があっていいと思います。

 

posted by 小だぬき at 04:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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