2010年06月04日

共産党、閣外勝手協力を!!

今日、民主党の代表・内閣組閣・党内人事などが決定されます。
(天皇陛下のご静養日程を変更してまで 内閣認証のため1日をとったのに、菅さんは 8日まで人事を延期するとのこと、国会の閉会間近にそんな余裕があるとも思えないが・・・)

鳩山・小沢氏に「旧政権の弱者切り捨て」「放漫財政」の是正、「内閣の官僚指導」を期待していたものには、鳩山氏の敵前逃亡と「小沢氏の不起訴」を灰色とする談話など 許容範囲を超えたデタラメさです。

小沢氏が おとなしく大人の対応で反論しなかったからといって 小沢氏の「政治と金」(実質無罪)に言及したのは許せないという思いを抱く有権者もいることを知って欲しい。

今は、社民党の筋の通し方と比べて、共産党の対応に疑問が多すぎます。

確か「民主連合政府」の方針のなかに 「国民にとって よりましな政権を追求する」とあったはずなのに最近の活動には疑問符だらけです。

国会内での 自民・公明・みんなの党などとの同一歩調など 国民から理解されるものではないし、参議院議員選挙での小選挙区全立候補など 有権者にかぎらず党員からも「中央は狂ったのか」といわれてもしかたのない方針でしょう。

自公政権より「よりましな民主党政権の施策の援護にまわる」ならともかく、今の共産党の姿勢は「我が党の支持拡大優先」で 民主党で一歩でも生活向上を図りたいと考えている有権者への背信行為でしょう。

少なくとも 東京・大阪・京都・沖縄などの重点に絞り込み、与野党対決選挙区の多くに立候補している候補者を下ろして 与党候補を勝手連式に応援し当選を支援するのが 今の共産党の役割ではないでしょうか・・・。比例区に重点を移し 選挙区は大胆に よりましな与党候補を支援する。

今の共産党は、歴史を前に進めようとしているのか、後戻りさせようとしているのか 国民には今一つわかりません。
少なくとも 自民・公明・みんなの党などの旧勢力の当選を阻止する 方針に大転換してもらいたいと思っています。

社民党の「沖縄に基地はいらない」という政権離脱の潔さに比べても 共産党の定見のなさは驚くばかりです。「大会決定」の再読を要するのは、党中央の委員達ではないかと失望すら感じます。

posted by 小だぬき at 09:17 | Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
昨日の内閣不信任決議の騒動をみるにつけ、まず政治家がやらなければならない、協力体制による震災被害の復旧・原発問題の収束・原発放射能汚染に対する抜本的取り組みを進めてほしい。
そのためには、共産党が現政権に閣外協力することが最も素晴らしいと思われます。
Posted by 内閣不信任に不信任 at 2011年06月03日 11:06
私は 昨日の不信任案は 大胆に反主流派は賛成し可決するべきだったと思います。
菅内閣に閣外協力したら まさに共産党の自殺行為です。
ただでさえ 影響力を失っているのに・・
変な話ですが、党と国会の分離が保障されなくては、これ以上存在価値はないとすら思います。
Posted by 小だぬき at 2011年06月03日 11:37
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