昨日、久しぶりに携帯ラジオを持ち、県庁往復。
衆議院の代表質問を聞いていたのですが、谷垣氏をはじめ野党は 民主党の応援団になったのかとおもうような 質問内容。
いくら言葉つよく 相手を攻撃するような口調でも 質問内容がオソマツでは 話にならない。
今、昨年の「ムダを排除すればマニフェストを実現できる」と豪語した民主党が 財源不足でマニフェストの先送りを平然としているときに、総花的なマニフェストを撤回し 現実に即した政策を!!などと質問されたら、喜ぶのは 政府と民主党でしょう。
子ども手当て満額支給を主張した 長妻厚労相を 仙石官房長官が「できるか!!」と怒鳴りつけたという報道がされているように マニフェストの矛盾と撤回をしたいのは 早くも権力ボケした政府でしょう。
これでは、参議院選挙で 民主党が衆議院選挙でのマニフェストを撤回、延期、廃止に口実を与える物にしかならないではないか と 素朴に代表質問を聞いて思いました。
今、野党が主張するべきは「民主党への誉め殺し」ではないでしょうか・・・・。
1.ムダをなくせば 国家財政の負担を増やすことなく実現できるとした「子ども手当て」「高速道路無料化」「年金改革」などの実現を国民は 真に願っています。そのために内閣としては 全力で取り組んでほしい。
2.「政治と金」にクリーンな政府を目指したハズですよね。一連の不祥事に対する政府の姿勢、民主党の対応は、国民からみると不透明に見えます。断固と初心を貫いて欲しい。
3.沖縄の基地負担は減らす、普天間は「国外か悪くても県外」と主張した民主党に 沖縄県民は期待をしていたのです。なぜ、現行案になったか説明して欲しい。
安全保障の将来展望も聞かせていただきたい。
4.野党は、民主党の「財政負担を増やさず 福祉を充実させる」「子ども手当てを恒久的に支出する」ことが可能なら 協力は惜しみません。本年度予算の予算のような「大幅赤字国債発行をせず」公約通りにムダの排除で 公約実現と財政再建を両立させて欲しい。
実りある国民生活の安定のためにも 工程表を示して欲しい。
5.口蹄疫が まだ終息していないのに 赤松農相を再任しなかった理由を開示して欲しい。責任ある政治家なら終息まで陣頭指揮するのが本当だとおもいますが・・・、赤松氏には その能力なしということですか・・・・。
などなど、攻め口などいくらでもあろうに 各党とも言いっぱなしの自党宣伝で終了。
今日の参議院代表質問でも ボケた質問をするようなら、間違いなく 7/11には「棄権票」が多数でるかもしれません。与野党とも「国民の生活」を充実させるための討論であって欲しい。
2010年06月15日
ボケたのか谷垣自民党
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