昨日の報道を見て、政府の言葉の軽さが 悪い方へ出てきているようです。
「はやぶさ」の成功で、衛星予算の増額検討と菅首相。枝野氏も衛星1割カットを反省とか・・・。
また、参議院議員選挙のマニフェストから「基地の見直し」項目を削除とか・・・。
私からすると「内閣の質は 低下している」としか思えない「発言」
・厚労省の「後期高齢者医療」は 未だに制度変更のメドがたっていない。
・子ども手当ても公約違反。
・年金問題も未解決。
・失業、倒産などの経済情勢の二極化(貧富の差の拡大)
・普天間の辺野古移転、在日米軍の基地への主権放棄。
・累進課税の復活拒否、法人税優遇の見直し。
・日本のアメリカ属国化の維持。
・介護保険認定制度の見直しなし。
・医療、介護従事者の待遇改善の不十分さ
・小児科、産科の絶対数の不足
・ガソリン暫定税率廃止の延期、高速道無料化の延期
・口蹄疫、インフルエンザ対策の遅れ
など 思いつくままあげても上記の課題は残ったままです。
それなのに、政府まで「はやぶさ」の成功に浮かれ、早くも「日米安全保障条約」の対等条約化を放棄するような発言。
何か 野党の代表質問や予算委員会・各委員会の質疑がなくとも、政府自ら「墓穴を掘る」ような思考力のなさ。
「はやぶさ」については、軍事的な問題も絡んでくるので 軽率に単独開発をいうのは愚かなことです。
中国・アメリカなどとの共同開発を模索した方が「安全保障上」有効との考えもできるのです。
確かに「はやぶさ」の成功は、宇宙へのロマンをかき立てますし、日本人としての技術力も誇りに思います。
でも、現実生活の安定、向上があってこそ 国民として「宇宙のロマン」を共有できるのだと思います。
菅首相や枝野幹事長の「サメの脳」「感情でものをいう」リーダーで 日本丸は諸外国の荒波を乗り切り、切り開くことができるのか、大変不安になる「発言」です。
その不安が的中しないことを祈る気持ちです。
2010年06月16日
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