与野党とも問題・課題を積み残したまま国会が閉会しました。
どの党が政権をとっても「強行採決」「審議拒否」などは許せないことです。
まずは「定数の見直し」「議員・国会歳費、運営費」の縮小の本気度が指針になると思います。
民主党・・・昨年度の「コンクリートから人へ」の原点に戻れるかどうかが問われる。野党時代の主張を与党になっても謙虚に実践する初心に立ち返って欲しい。
自民党・・・敵失ばかりネチネチと攻撃するだけの政党に成り下がっている。「政権担当能力」との幻想をまだ持っているのなら、きちんとした「対案」をだし論戦して欲しい。
公明党・・・「創価学会の党」から大衆政党に生まれ変わる努力をして欲しい。自ら宗教法人の課税のあり方・認証の適否について問題提起し 創価学会と一線を引く姿勢があれば信じる。
共産党・・・大衆運動を忘れた議会政党になってしまった。民主や自民と柔軟な政策協定、または押しかけ協力で是々非々をハッキリして欲しい。「我が党のみ・・・」正しいという思い上がりが 弱小政党のまま党史を刻むだけの党になっている。そう見れば「公安調査庁」と「警備警察」の予算は削れる。
社民党・・・主張を実現するための党員・組織の整備が先。旧社会党にあって社民党にないのは「理想」「理念」「思想」と現場活動に対する影響力。
その他、自民党からの離党・脱走組の小党。
これでは確かに選挙での選択にこまりますよね、現実的に・・・・。
私は 都道府県選挙では、とりあえず 共産か社民。一人区などでは「しかたなく民主」
比例代表では、共産・社民かな・・・などと よりマシな選択をしていくしかないかな、と思っています。
ここで政治に幻滅して 棄権をしたら、「国民としての監視」能力が弱まります。
こんな時に 戦前のドイツではヒットラーがでました。くれぐれも英雄待望論にだけは組しないで 各党の公約・マニフェストを集めて 「よりまし」な選択をしたいものです。
2010年06月17日
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