2013年08月13日

みんな違って みんないい

みんなちがってみんないい

   わたしと小鳥とすずと  
               金子みすず  
 わたしが両手をひろげても、  
 お空はちっともとべないが、  
 とべる小鳥はわたしのように、  
 地面をはやくは走れない。  
 
 
わたしがからだをゆすっても、
 きれいな音はでないけど、  
 あの鳴るすずはわたしのように
 たくさんなうたは知らないよ。  
 
 すずと、小鳥と、それからわたし、
 みんなちがって、みんないい。
 

私の大好きな「金子すず」さんの「わたしと小鳥と鈴と」の詩です。

生協の「一人は万人のために 万人はひとりのために」とのスーローガンに 何か違和感を感じていた私が 小学校2年生教科書にあるこの詩に出会ったとき、「そうなんだ、そうだよな」と心から共感できたのです。

「みんなちがって、みんないい」
と 心から思える社会が理想なんだと気づいたのです。

福祉医療・障害・病気」などに この考え方が土台にあれば どんなにステキな社会になるだろうか・・。

人が産まれ・成長していく中で その人の個性が形成されます。

なにも全員が ロボットのように 同じで完璧であることを目指す必要はないのです。

学力にしても みな七五三飴のようにどこを切っても同じ必要はないのです。
このことは 当たり前のようですが、以外に忘れられていることです。

違いばかりに眼を向けるか? 
いい点を見つけることに眼を向けるか・・・・

集団・グループにしても 同質性をもとめるか
各個性を引き出し協力できる」
かで 
同じ集団でも生きづらさ・生き甲斐に差や違いがしょうじるでしょう。

地域をみてもいえると思います。

なんとか「みんなちがって、みんないい」といえるような人間関係を作りたいですね。
posted by 小だぬき at 15:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康・生活・医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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