2010年10月29日

政治ショー、仕分け、現場無視

私は 今回の事業仕分けで 「特別法人」などが抱える「剰余金」のムダの国庫返納が課題になると思っていましたが、いくつかの法人と予算の廃止のみ。
その中には「閣議決定」されたものが含まれているとのこと。

何のために 今回の仕分けだったのか 素人の私には 理解不能です。

あと不思議なのは、公務員賃金やリストラが当然のごとくマスコミ報道されていることです。

公務員賃金も50歳以上の下げ幅を大きくするとのこと、税金から支出されるものですから 財政危機の折り仕方がないと思う反面、国会議員や地方議員、官僚などが率先してから その後ではないかとの気持ちも拭えないのです。

「民間賃金と公務員賃金」は ある種連動するものです。
今の賃下げは 民間の賃金抑制の口実にされかねません。
賃金低下の悪循環になりかねない「典型的なデフレ誘導」施策です。

また公務員定数削減とかJALの希望退職募集とか さらっと報道されますが 失業者の増大という観点も忘れないで欲しい。
しかも 公務員には 雇用保険がありません。
公務員の「国民の奉仕」という理念から、途中退職など想定していないための「雇用保険なし」なのです。

JALなどのパイロット・客室乗務員・整備士・地上勤務者の数千人のリストラも 航空の安全運行の視点とJRで先鞭をつけた「組合員排除」の不当労働行為がなされていないかの検証も大切な視点です。

雇用・期間工・派遣社員の契約も更新されない怖れも 経営危機の名でされかねないのです。

エコポイントの税金投入で販売された自動車・家電会社は「黒字決算」になっており、利益も大幅に増大しています。
安いと買った軽自動車の自動車税は 来年度大幅値上げされそうです。
今の自動車・家電の耐用年数と買い換え需要を考えると、税金を使って 大企業の先行投資になった側面も否めないのです。

経済やリストラは 他人事ではなく「自分に降りかかる問題」と見なければ、あとで泣くのは全国民です。


<財務省の軍事オンチもきわまれり>

財政削減として 事務・調達部門の自衛官を「準自衛隊員として一般行政職給与にする」という馬鹿げた方針がでました。
もともと行政職で採用されている「背広組」ではなく、制服組を指しているのでしょうが 呆れてものもいえません。

軍隊というのは、戦闘要員だけでなく糧食・補給・連絡などが 独立して賄えるものでなければなりません。
戦闘要員を支える「後方支援部隊」の充実こそ 国防の要なのです。

事務にしも 部隊移動の各関連機関との調整や在日米軍との連絡など 現地部隊が支障なく活動するための縁のしたの力持ちです。
装備・調達にしても 専門知識と各部隊の必要を考慮しなければ機能しません。
北海道と沖縄では 被服・糧食・装備など違って当たり前なのです。

軍隊というのは、武器や人員とともに兵站を含めた 膨大な職種が連動して動けなければ 前線維持すら難しいのです。

極端に言えば 軍事素人の財務省が 「身分や処遇」について口をはさめないものなのです。

財政上の防衛予算の枠組みは 可能でも 本来は「制服組の防衛計画を背広組の軍事アナリストが内閣の方針にそってチェックする」のが 本来の文民統制です。

尖閣列島の漁船領海侵犯事件でも 現地部隊は中国軍の動静変化なしを 防衛省に報告し 文民といわれる官僚によって握りつぶされ、内閣に報告が行かなかったと 報告されています。
大切な報告が 届かない中での 政府の迷走劇です。
北沢防衛相が防衛省組織改革をして 制服組の情報と官僚の意見を 共に吸い上げる組織にしなければ、防衛省があるために国防ができないブラックユーモアになりかねない。

毎日、何か「現場感覚」と政治の乖離を感じて イライラしています。

まさか 「うつ患者」の私のリハビリ用に 無定見な政治をしているなんて 菅総理は逃げないでしょうね。
posted by 小だぬき at 09:20| Comment(0) | TrackBack(1) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2010-10-30 12:10