2011年05月18日

橋下知事の違憲「条例」、処分権濫用A

橋下知事の専門分野は 何か疑いたくなります。

「王様は裸だ」と勇気ある職員がいたのでしょう。

条例で「君が代不起立」で処分はできないと進言した人がいたことは 喜ばしいのですが、「行政法」の知識がないものが 知事になると「国歌斉唱時の不起立で免職にする」という昨日の馬鹿発言に恥の上塗りをしての発言をくりかえし  「職務命令違反で免職」の条例を作るなどといいだしています。

一般条例で「職務命令違反免職」だと 全公務員や民間企業・全仕事に波及する 大問題になりかねません。
酷い橋下氏のような上司なら 上司の意見に反論しただけで「免職」になりかねないのです。

労働法制では「職務遂行にあたり 合理的必要な職務上の命令」と職務命令は 濫用などがないように厳格な歯止めがなされています。

ここまでになる以前は「上司の私的買い物や用事」なども職務命令だなどと 労働者・従業員の雇用関係は「奴隷工場」といわれるほど 民間・公務員とも劣悪なものでした。

やっと 労働組合と労働裁判で 雇用関係が正常化した法制を 一昔前の「ドレイ工場」に戻すファシズム的発想です。

大阪府の教員のみ適用の「職務命令での君が代不起立免職」条例なども 今の法制では作れないこと位は 常識のある人ならわかります。

職務については国法である「地方公務員法」と労働法規の一部委任によって 地方公務員は働いています。
しかも教員は、県教育委員会の規則と制度のもとの市町村教育委員会の組織や規則で 労働条件は決定されます。
懲戒規定や休日、手当なども同じです。

都道府県が関与できるのは「給与棒級表改定の議会提案と教育長選任の議会承認」のみです。

懲戒処分は、地方公務員法と各教育委員会規則に基づかねばなりません。
他の処分規定との整合性・軽重が問われるのです。

暴君の橋下氏であっても 罪刑法定主義、法の元の「組織運営」には 従わなければならないのが「法治国家」です。

彼も菅首相と同じく 思いつきや直感で思慮のない言動をする政治家?? のようです。

橋下氏には「職務命令の性格」「教育委員会の独立性」「なぜ府民歌、市町村歌でなく 君が代なのか」「地方公務員法と各規則」の考え方を明確にしてもらわないとならないと思います。

上司の言葉は 職務命令などということは まさか言わないでしょうね。

維新の会のベテランのみなさん、「殿の御乱心」をコントロールできなければ、ヒットラーのナチ党と維新の会が重なってくる恐れを感じます。
posted by 小だぬき at 20:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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