2011年06月24日

すべて「テロ」で括っていいのか・・・

アルカイタ゛という組織が「テロ集団」規定され、米軍などの指導者殺害が正当化されています。
彼らは 初めから「テロを目的にした」集団だったのか・・・。
テロ集団のリーダーというだけで 裁判なしに殺害していいのか・・・

中東地域の国々のイスラム教圏への 米軍・欧州の軍事介入によるキリスト教侵略に対する 抵抗運動という視点でみれば 違った様相に見えるのではないでしょうか・・・。

それに「石油産油国」の利権やイスラエル問題をリンクさせて考えれば、欧州各国のリビア空襲とか多国籍軍のイラク・アフガニスタン侵攻なども 冷静に分析する必要が 今こそあるように思うのです。

中東各国の「自爆テロ」は ジハード(聖戦)とされ、邪悪な者への命をかけた抵抗と位置付けられています。

中東各国の人権侵害や圧政が あったことは事実でしょう。
ただ、内政変革の主役は、その地の国民にあることも事実でしょう。
他国の軍事介入など 許されるものではありません。

米軍などの軍事力による「国家破壊」が、その地に住む人たちに 必要以上の犠牲や破壊を強いていないか・・・、その抵抗としての「テロ」行為と考えれば 侵略軍に対する国民のレジスタンス(抵抗)と考えられないかと思うのです。

第2次大戦時のドイツ占領下にあった フランスのレジスタンス、ポーランドのパルチザン、各国の 抵抗地下組織などは 「テロ行為」はしなかったのでしょうか・・・・。
何か 組織や人も 「勝てば官軍」式の勝者目線で 歴史規定されていないかと思うのです。

自国民殺害や他国人拉致までしている「北朝鮮」や 文化大革命や天安門事件、チベット武力弾圧などで数百万の人国民を虐殺した「中国」に対しては、なんら軍事制裁や国内抵抗組織援助の気配なし。

アメリカ・欧州各国の 利害損得の判断での正義が支配している「国際社会」のように思えます。

「テロ」というのは、他にも(民主的な)手段・方法が残されているのに 政治信条や感情で 相手の命を無慈悲に奪い取る行為だと思います。

そのように考えると 米軍占領下で弾圧をされている 組織の抵抗運動・活動を アメリカスタンダードで日本人も 何の思考もなくテロ行為と非難していいものか・・・・。
考えれば考えるほど 迷路に入りそうです。
posted by 小だぬき at 10:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まさに仰る通りです。
「グローバル」とは「アメリカ基準」ということ。「テロ」もアメリカ基準で決められます。ジハードには、「小ジハード」と「大ジハード」があり、自爆テロの場合は、「小ジハード」となります。これは「自己犠牲」なのです。日本でも戦時中の「特別攻撃」と「テロ」は違う、等と訳知り顔で言う輩がおりますが、その心は同じなのです。
アメリカにすっかり洗脳されてしまった現代日本人は、もはや思考能力を失ってしまったのでしょう。チベット問題に何の痛痒も感じることなく、パンダを見に行く事が出来るのですから。
Posted by 歩三の安藤中尉 at 2011年06月25日 18:34
歩三の安藤中尉、ありがとうございます。
他国に軍事介入して、抵抗する住民が「テロ」「犯罪者」扱いというのはおかしいですよね。日本の防衛を考える時、市街地で正規戦など考えにくいのです。レンジャーや特別部隊によるゲリラ戦でしょう。私は徴兵論者ではありませんが、基本的な武器の使用法は国民の権利・義務としてしらなければ、自衛隊のバックアップもできなくなります。
パンダにODAを自国民を殺戮しても平然としている国にしているのだから変ですよね。
Posted by 小だぬき at 2011年06月25日 20:58
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