
私の両親は、コーヒーの冷めない距離で 公団分譲アパートの9階に住んでいるのですが、昨日 留守をするけれど「生菓子」があるから、留守番を兼ねて テレビでも観ていたら・・・で 実家に。
◇父母は ガン通院、高齢のためか 進行が遅く 通院治療で済んでいます。
な、なんと「エレペーター点検」の開始時間に入ったばかり。
図々しく「動かせないかな??」と聞いたものの つれなく「申しわけありません」とのこと。
生菓子の魅力に負け、階段で9階に・・・。息切れと膝は がくがく。
5階あたりで「行くも地獄、戻るのも地獄」の心境に・・・、食いいじが勝ちなんとか登り切りました。
体力のダメージが大きく、実家の居間?に入った時 座布団に躓き 小物入れに衝突。3.11の部屋を再現してしまいました。
飛び散る小銭、CD、DVD、部屋干しの洗濯物・・・・、自分のアパートの整理もできていないのに 両親が帰るまでに現状復帰をと奮闘。
草もち3つのために・・・と思いつつ 何とか30分かけて 元の位置に。
追い詰められれば? できるのだと へとへとになり、このまま横になったら 帰宅不能になると思い、重い心身を引きづり 帰路に。
運の悪いときは 重なるもので、まだエレペーターは点検中。
階段を下り始めたものの 一階一階の表示と 景色がなかなか変わらない思いに・・・。
草もち3つが とっても 高いものに・・・・。
自分の部屋にたどり着いた時は、草もちを冷蔵庫に入れて 爆睡。
夕飯時に 実家に電話したとき、事の顛末を話して「大地震の時」 避難は難しいねと話したら、父は 微妙に違う部屋の状態に気付いたとのこと。母は気付かずにいると・・・・。
景色優先で 選んで抽選に当選して40数年。初期の公団の工事が丁寧だったのか、未だ しっかりとした実家も、地震避難を考えるとエレペーター頼りの高齢者になってからは 徒歩避難などムリな状態。
閉じこもりに近い私の 4年間の筋肉低下を痛感した実家訪問でした。
私の両親もふたり暮らしです。
もう、80を過ぎてますから、やはり災害とか心配です。
両親は戸建てなんですけど、私はマンションの6階。地震の時に階段を駆け降りる自信がありません・・。
入居時から住んでいる方が上の階に多いのですが、高層階で孤立したら どう助けられるかが課題です。
揺れ具合にもよりますが、マンション暮らしも災害を考えると怖いものがありますね。
私も 貯金通帳とカードは持ち出し可能にしているのですが、都市部は 避難場所までが危険。いざという時を考えると不安だらけです。