年収1500万円「犯罪検事」をなぜ税金で養うのか
2012年2月6日 日刊ゲンダイ掲載
<新たな捏造ゾロゾロ発覚>
チンピラ検事の不正は底ナシの様相だ。
石川知裕衆院議員(38)を取り調べた田代政弘検事(45)の捜査報告書に、小沢裁判で判明した以外にも捏造が発覚した。石川議員が録音した聴取内容と照らし合わせた結果、石川議員が語っていない中身が、報告書からゾロゾロ出てきたのだ。
例えば、石川議員は、田代に「署名拒否にしますか」と聞かれると、「そんな、突き放さないでくださいよ」と言ったことになっている。だが、録音にはこんなやりとりは一切なかった。
田代は、小沢裁判の過程でも、石川議員が「検事から『ウソをついたら選挙民を裏切ることになる』と言われ、これは結構効いたんです」と発言したとする記述の創作・捏造がバレた。
現在は市民団体から「虚偽有印公文書作成」などの罪で刑事告発されている。
犯罪を根絶させるはずの検事が“犯罪行為”に手を染めていたのだからア然というほかない。おまけに検察組織は、告発を受理しておきながら、いまだ田代にのうのうと新潟地検検事としての身分を保障している。なぜ、犯罪検事を税金で養わなければならないのか。その待遇もベラボーだから許せない。
「検事の給料は一般の国家公務員と違い、独自の法律で定められています。残業代がつかない代わりに待遇は“別格”で、50代前半の特捜部副部長クラスで、手当やボーナスを含めると年収2000万円といわれている。その一、二歩手前の田代検事でさえ、1500万円近い年収はもらっているはずです。
生活にユトリがあるから、すでに世田谷区内に一戸建てを構えている。告発された今は新潟で蟄居同然の身でしょうが、問題が起きた検事をしばらく閑職につけて裏に引っ込ませ、ホトボリが冷めるのを待つのも検察の常套手段です」(司法ジャーナリスト)
組織防衛しか頭にない連中の卑劣な手口だが、こんなフザケた話を許していいのか。元祖・改ざん検事の前田恒彦受刑者の部下だった国井弘樹検事は、同僚宛てのメールにこう書いていた。
「言ってもないことを調書にすることはよくある。証拠を作り上げたり、もみ消したりするという点では同じ。前田を糾弾できるほどキレイなことをしてきたのか」――。
この組織は皆、改ざん検事と同じ穴のムジナ。一度、解体しないとダメだ。
2012年02月10日
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