2012年03月25日

笑えて切ないシルバー川柳. 共感できる歳に・・

笑えて切ないシルバー川柳
週刊ポスト2012年3月30日号

 高齢者が生活や社会に対するホンネを綴った「シルバー川柳」。
若い者には出せない渋い味わいと深〜い笑い。
込められた小さな毒さえ読む者をうならせる。
全国有料老人ホーム協会に寄せられた過去の入選作から傑作選を紹介しよう。

●万歩計半分以上探しもの

●カード増え暗証番号裏に書き
 
  そりゃ悪用されるより自分が使えないほうが困るけど……。世の中、性善説では暮らせないことを知っているくせに、それさえも忘れるところが悟りの境地。

●つまずいたふと見た床に段差なし

●中身より字の大きさで選ぶ本

●お迎えはどこから来るのと孫が聞く

●孫たちにアドレス聞かれ番地言う

  典型的なアナログ世代だ。お前たち、メールばかりじゃ本当の気持ちは伝わらないよと柔らかに教えてみる。が、孫はポカーン。

●不出来な子ふるさと捨てず親を看る

  子の成績に一喜一憂する若い親には詠めない句だ。

●離れ住む子らに病む日も無事と書き

posted by 小だぬき at 11:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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